éun

品詞
間投詞(応答)
意味
うん
発音
[ˈeun]
読み
エウン
分野
会話の定型・挨拶・応答

意味

  1. うん

    くだけた相づち・承知の返事。

    ké dúlimor du orén dórel? éun.

    読み:ケー ドゥーリモル ドゥ オレーン ドーレル?エウン。

    kédúl-imorduoréndórel?éun.
    <〜か>下る-<我々が>下手縁<対格>明日うん

    「「明日、縁へ下りるか?」「うん。」」

    運び人どうしのくだけたやりとり。時を表す語 dórel は文の後ろに置く。éun だけで答えるのは仲間内や目下への返事で、改まった場では動詞を繰り返すか、目上の人には dómim を使う。

    ké tóres es orénos? éun, tórim.

    読み:ケー トーレス エス オレーノス?エウン、トーリン。

    kétór-esesorén-os?éun,tór-im.
    <〜か>来る-<あなたが>から縁-<属格>うん来る-<私が>

    「「縁から来たのか?」「うん、来た。」」

    森や崖道のくだけたやりとり。高原語には「はい」がなく、ふつうは動詞を自分の人称に変えて繰り返して答えるが、くだけた場では éun を先に言い、そのあとに動詞を添えることが多い。時制がないので tóres は「来る」とも「来た」とも訳せる。目上の人には使わない。

    éun duloréno ílmo es orénos

    読み:エウン ドゥロレーノ イルモ エス オレーノス

    éundulorén-oílmoesorén-os
    うんこぼれる-<(重いものが)>水<主格>から縁-<属格>

    「「うん、水が縁からこぼれる。」」

    日常会話で、手元の液体が縁を越えて落ちるのを指す短い発話。複合語 dulorén- は「下る」と「縁」から、液体が縁を越えて下へ行く意を表す。

    éun, vrénim.

    読み:エウン、ヴレーニン。

    éun,vrén-im.
    うん,うなずく-<私が>

    「うん、私はうなずく。」

    日常会話の応答。相槌éunに続けて、1人称単数の直説法自動詞を使う。主語は語尾に含み、代名詞は置かない。肯定・了解を示すふつうのうなずき。

    éun ésim bresáur.

    読み:エウン エーシン ブレサウル。

    éunés-imbresáur
    うんいる-<私が>胸が張る

    「うん、私は得意だよ。」

    くだけた会話で、自分の気持ちにうなずくように応じる言い方。éun は日常の同意語、ésim は一人称単数の存在・判断用法。主語は語尾から読み、形容詞は軽性単数の無標形。

解説

同輩や目下とのくだけた会話で、相づちや承知を表す声。森の村や崖道で多く聞かれ、都の改まった言葉では使わない。「はい」にあたる語のない高原語で、ほぼ唯一の単独の肯定の声だが、問いへの正式な答えとしては、やはり動詞を繰り返すのがよいとされる。

文法

活用しない。

語源

語源ははっきりしない。崖道の言葉で éso「(それは)ある」が崩れたものという説がある。

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