小説
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身振り
声に頼らず、体や手を動かして合図する做法。
sén báwal só un nébroi!
読み:セーン バーワル ソー ウン ネーブロイ!
| sén | báwal | só | un | nébr-oi! |
| 見る<命令法><あなたが> | 身振り<対格> | この<重性> | 内に | 霧-<与格> |
「霧の中で、この身振りを見ろ。」
崖道や縁の市で、声が届かない・声を出せない場に使われる実務的な合図を示す名詞。báwal は干潟語からの借用で重性。単数対格は主格と同形。指示詞 só は名詞句の終わりに置く。un+与格で「〜の中で」。
na éso báwal só sáindar.
読み:ナ エーソ バーワル ソー サインダル。
| na | és-o | báwal | só | sáindar. |
| <〜ない> | いる-<(重いものが)> | 身振り<主格> | この<重性> | 証文<主格> |
「この身振りは証文ではない。」
商いや契約の場面で、声に出した言葉や書きものではなく、作法語としての身振りに効力がないことを言う表現。主語 báwal が重性なので動詞 éso は重性の -o を受ける。述語名詞 sáindar は自身の性を保ち、主格のまま置く。
干潟語から入った語。本来は縁の市や霧の中で、声が届かない・言葉を選ばねばならないときに、体や手を動かして合図する做法を指す。高原の改まった作法語とは立場が低く、実務的・くだけた身振りという含みがある。荷の上げ下ろし、道案内、市での値交渉の場面でよく使う。
重性子音語幹。干潟語借入語として重性に入り、改まった場では敬語語形より低めの扱いを受けやすい。
干潟語からの借用(語源不明)。
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