fíñel

品詞
名詞
意味
山猫
発音
[ˈfiɲel]
読み
フィーニェル
分野
動物・植物

意味

  1. 山猫

    森の帯にすむ山猫。

    sénimor fíñelan an árnelei.

    読み:セーニモル フィーニェラン アン アルネレイ。

    sén-imorfíñel-ananárnel-ei.
    見る-<我々が>山猫-<対格>上手木-<与格>

    「我々は木の上に山猫を見た。」

    狩りの報告。時制がないので、直説法のままで「見た」とも訳せる。fíñel は軽性の子音語幹で、対格は -an。生えている木 árnel は軽性なので、与格は -ei をとる。

    ké sénes fíñelan? nés, sénim dráunan.

    読み:ケー セーネス フィーニェラン?ネース、セーニン ドラウナン。

    késén-esfíñel-an?nés,sén-imdráun-an.
    <〜か>見る-<あなたが>山猫-<対格>いや見る-<私が>狼-<対格>

    「「山猫を見たか?」「いや、狼を見た。」」

    森の民どうしのくだけたやりとり。はい・いいえで答える問いは、文頭の ké で作る。否定の答えでは、間投詞 nés のあとに、動詞を自分の人称に変えて言い直す。2人称を使っているので、並びか下向きの話し方になる。

  2. 用心深い者

    用心深い者や、抜け目のない者のたとえ。

    ésa orenvandár té fíñel.

    読み:エーサ オレンヴァンダール テー フィーニェル。

    és-aorenvandártéfíñel.
    いる-<(軽いものが)>縁商人あの<軽性>用心深い者

    「あの縁商人は抜け目がない。」

    縁の市で、取引の相手を評する言い方。fíñel を人に使うと、用心深さや抜け目のなさを言い、半分はほめ言葉、半分は警戒の言葉になる。縁商人の段は測りかねるものだが、人なので繋辞は軽性の -a で受ける。

    lúin tóro nébro, na þónda fíñel.

    読み:ルーイン トーロ ネーブロ、ナ ソンダ フィーニェル。

    lúintór-onébro,naþónd-afíñel.
    とき来る-<(重いものが)>霧<主格><〜ない>誓う-<(軽いものが)>用心深い者<主格>

    「霧が来たら、用心深い者は誓わない。」

    霧の中で結んだ約束は重んじられない、という考えを踏まえた諺。霧 nébro は重性なので、動詞は -o をとる。主語の fíñel は特定の人ではなく、「用心深い者は誰でも」という一般の人を指す。

解説

森の帯にすむ山猫。氏族のしるしにされる。足音を立てずに歩くことから、人の性質のたとえにも使われる。

文法

軽性・子音語幹(②型)。対 fíñelan、属 fíñeles、複 fíñelai。

語源

古い森の語。

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する