小説
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取り出す
容器から中身を取り出して広げる。
gǘla senár sáindaran es kórvos.
読み:ギューラ セナール サインダラン エス コルヴォス。
| gǘl-a | sen-ár | sáindar-an | es | kórv-os |
| 取り出す-<(軽いものが)> | 見る-<〜する人> | 証文-<対格> | から | 倉-<属格> |
「目付は証文を倉から取り出す。」
市の帳場での検め。主語 senár は人で軽性なので、動詞は3人称単数軽性 -a。sáindaran は軽性子音語幹の対格。es は属格を支配し「〜から」。kórvos は kórvo の属格で、倉から出す出所を示す。gǘl- は単に外へ出すだけでなく、中身を出して並べ広げるまでを指す。
gǘl sáko es kúrmos, ende.
読み:ギュール サーコ エス クルモス、エンデ。
| gǘl | sáko | es | kúrm-os, | ende |
| 取り出す<命令法><あなたが> | 塩<対格> | から | 壺-<属格> | どうぞ |
「壺から塩を取り出してくれ、頼む。」
家庭・倉での日常的な依頼。命令法2人称は語幹のむき出し gǘl。sáko は重性o語幹で、対格も無標。es kúrmos は壺からの出所。ende は願望語尾が固まった「どうぞ」。日常では目的語が容器から出して並べるまでを含み、塩を量るための下準備を言う。
箱・袋・倉・道具入れなどから、中身をまとまって取り出し、机や床に広げて見られる形にする動作を指す。単に蓋を開けるだけ、あるいは一点だけ抜き出す動作には使わず、中身が出されて並んだ状態まで含んで言う。帳場や降ろし場での検め、家での道具の仕分けでよく使う。
他動詞。語根 gǘl-、完了語根 géul-。目的語には容器ではなく中身をとる。
古高原語 *gul-(器を振って中身をほどき出す意)から。
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