gǘl-

品詞
動詞
意味
取り出す
発音
[ˈgyl]
読み
ギュル
分野
基本動作

意味

  1. 取り出す

    容器から中身を取り出して広げる。

    gǘla senár sáindaran es kórvos.

    読み:ギューラ セナール サインダラン エス コルヴォス。

    gǘl-asen-ársáindar-aneskórv-os
    取り出す-<(軽いものが)>見る-<〜する人>証文-<対格>から倉-<属格>

    「目付は証文を倉から取り出す。」

    市の帳場での検め。主語 senár は人で軽性なので、動詞は3人称単数軽性 -a。sáindaran は軽性子音語幹の対格。es は属格を支配し「〜から」。kórvos は kórvo の属格で、倉から出す出所を示す。gǘl- は単に外へ出すだけでなく、中身を出して並べ広げるまでを指す。

    gǘl sáko es kúrmos, ende.

    読み:ギュール サーコ エス クルモス、エンデ。

    gǘlsákoeskúrm-os,ende
    取り出す<命令法><あなたが>塩<対格>から壺-<属格>どうぞ

    「壺から塩を取り出してくれ、頼む。」

    家庭・倉での日常的な依頼。命令法2人称は語幹のむき出し gǘl。sáko は重性o語幹で、対格も無標。es kúrmos は壺からの出所。ende は願望語尾が固まった「どうぞ」。日常では目的語が容器から出して並べるまでを含み、塩を量るための下準備を言う。

解説

箱・袋・倉・道具入れなどから、中身をまとまって取り出し、机や床に広げて見られる形にする動作を指す。単に蓋を開けるだけ、あるいは一点だけ抜き出す動作には使わず、中身が出されて並んだ状態まで含んで言う。帳場や降ろし場での検め、家での道具の仕分けでよく使う。

文法

他動詞。語根 gǘl-、完了語根 géul-。目的語には容器ではなく中身をとる。

語源

古高原語 *gul-(器を振って中身をほどき出す意)から。

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