glák-

品詞
動詞
意味
一瞬引っかかる
発音
[ˈglak]
読み
グラク
分野
基本動作

意味

  1. 一瞬引っかかる

    細いものや布地が、小さな突起や裂け目に一点だけかかる。

    glákau snélo si líra snúloi

    読み:グラーカウ スネーロ シ リーラ スヌーロイ

    glák-ausnélosilírasnúl-oi
    一瞬引っかかる-<双数>布<主格>と糸<主格>結び目-<与格>

    「布と糸が結び目に一瞬引っかかる。」

    VSOに従い動詞を文頭に置く。二つの単数名詞を並列した主語なので、動詞は双数を使う。

    glákau sóila si líra soilkrélvoi

    読み:グラーカウ ソイラ シ リーラ ソイルクレルヴォイ

    glák-ausóilasilírasoilkrélv-oi
    一瞬引っかかる-<双数>髪<主格>と糸<主格>髪留め-<与格>

    「髪と糸が髪留めで一瞬引っかかる。」

    VSOに従い動詞を文頭に置く。soilkrélvo の与格は soilkrélvoi。並列主語が二つの単数なので動詞は双数。

  2. 一点で止まる

    進行中の動きが、摩擦や障害のために一瞬間だけとどまる。

    gláko fáron un trǘlmoi

    読み:グラーコ ファーロン ウン トリュルモイ

    glák-ofáronuntrǘlm-oi
    一点で止まる-<(重いものが)>荷<主格>内に裂け目-<与格>

    「荷が裂け目の中で一点で止まる。」

    VSO。un+与格で「〜の中で」。主語 fáron は重性なので動詞は 3人称単数・重性の gláko を取る。

    gláko dulfáron króunoi

    読み:グラーコ ドゥルファーロン クローノイ

    glák-odulfáronkróun-oi
    一点で止まる-<(重いものが)>下ろし荷<主格>折れ目-<与格>

    「下ろし荷が折れ目で一点だけ止まる。」

    VSO。króun は重性子音語幹として与格 króunoi に取る。glák- は進行を一時止める動きを表す。

解説

糸・綱・髪・布端などが、爪や裂け目、節、ささくれなどに一点だけかかり、一瞬だけ止まる動きを表す基本動詞。完全に巻きつく、絡まる、通れなくなるのとは区別し、次の動作へ移る直前の抵抗や、引き戻せばすぐ外れる状態として使う。硬木や綱の作業、織り作業、髪の手入れなどで、接触点が一箇所限定的であることを強く示す。

文法

動詞語根 glák-。主語が軽性のときは直説法3人称単数語尾 -a、重性のとき -o をとる。完了語根は gláik。

語源

古高原語 *glak-「一点で止まる」から

語幹の異形

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