hóurna

品詞
名詞
意味
弔い
発音
[ˈhourna]
読み
ホウルナ
分野
社会・信仰・儀礼

意味

  1. 弔い・火葬

    死者を焼いて魂を上へ送る葬送。

    elþéla hóurna dórel.

    読み:エルセーラ ホールナ ドーレル。

    elþ-él-ahóurnadórel.
    燃える-<〜だろう>-<(軽いものが)>弔い<主格>明日

    「明日、弔いの火が焚かれるだろう。」

    火葬の予定を知らせる言い方。時制がないので、未来のことは推量法で言う。hóurna は軽性なので、動詞は軽性の -a で一致する。遺体は村の北側の高い所で焼く。

    lúin élþa hóurna, loimésa ráuvan loimáis bróusais.

    読み:ルーイン エルサ ホールナ、ロイメーサ ラウヴァン ロイマイス ブローサイス。

    lúinélþ-ahóurna,loim-és-aráuvanloim-áisbróus-ais.
    とき燃える-<(軽いものが)>弔い<主格>唱える-<〜すべし>-<(軽いものが)>森の巫<主格>詞-<〜たちを>多い-<軽性・〜ら(古い母音交替)・対格>

    「「弔いの火が焚かれるときは、森の巫は多くの詞を唱えるべし。」」

    葬送の作法を定めた書の文。魂を上へ送るために詞を唱える。霧期の火葬では、煙が霧に閉じこめられるので、とくに念入りに唱える。lúin の節は主節の前に置く。詞は軽性なので、形容詞は -ais で一致する。

  2. 送りの煙

    火葬で立ちのぼる煙。昇り方で魂の行方を見る。

    áura hóurna an élvaran, sáilimor.

    読み:アウラ ホールナ アン エルヴァラン、サイリモル。

    áur-ahóurnaanélvar-an,sáil-imor.
    昇る-<(軽いものが)>送りの煙<主格>上手天-<対格>喜ぶ-<我々が>

    「送りの煙が天へ昇っていく。我らは喜ぶ。」

    火葬に立ち会う人々の言葉。煙がまっすぐ高く昇るほど、魂がよく昇ったとされる。煙は軽いものなので、動詞は軽性の -a で一致する。

    ái, dúla hóurna du orén! hálimor ráuvanan.

    読み:アイ、ドゥーラ ホールナ ドゥ オレーン!ハーリモル ラウヴァナン。

    ái,dúl-ahóurnaduorén!hál-imorráuvan-an.
    おや下る-<(軽いものが)>送りの煙<主格>下手縁<対格>呼ぶ-<我々が>森の巫-<対格>

    「おや、送りの煙が縁のほうへ下りていく!森の巫を呼ぼう。」

    風で煙が南(下)へ流れたときの驚きの声。これは不吉なこととされ、魂を上へ引き上げる詞を唱えてもらうために祭司を呼ぶ。du+対格で「下手へ」。

解説

死者を火葬して魂を上へ送る弔いと、そのときに立ちのぼる煙。火葬は村や都の北側の高い場所で行う。煙がまっすぐ高く昇るほど、魂がよく昇ったとされる。煙が南へ流れるのは不吉で、詞を唱えて魂を引き上げる。

文法

軽性・a語幹(①型)。対 hóurnan、属 hóurnes。

語源

古高原語 *hóur-「煙が立つ」から。日本語話者には「ホールナ」と聞こえることもある。

語幹の異形

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