小説
左の目次から話を選んでください。
環に掛かる
輪や鉤に捕まって懸かる。荷の輪が綱の輪に捕まっている状態。
krémero krénmo krélvoi
読み:クレーメロ クレンモ クレルヴォイ
| krémer-o | krénmo | krélv-oi |
| 環に掛かる-<(重いものが)> | 環<主格> | 鉤-<与格> |
「輪が鉤に掛かっている。」
krémer-の自動詞用法で、輪や鉤に捕まって懸かっている状態を表す。krénmoが重性主語なので、動詞は3人称単数・重性の-oをとりkrémeroとなる。掛かり先は与格で示す。
lúin dúlo funelfáron, krémero krénmo fúneloi
読み:ルーイン ドゥーロ フネルファーロン、クレーメロ クレンモ フーネロイ
| lúin | dúl-o | funelfáron, | krémer-o | krénmo | fúnel-oi |
| とき | 下る-<(重いものが)> | 綱荷<主格>, | 環に掛かる-<(重いものが)> | 環<主格> | 綱-<与格> |
「綱荷が下りるとき、輪は綱に掛かっている。」
手順書的な文。lúin「〜とき」の節は主節の前に置く。主語のkrénmoが重性なので、動詞はkrémero。掛かり先の綱は与格fúneloi。
環に掛ける
荷の輪を綱の輪に掛ける。綱場で荷を懸けるときに使う。
krémera faronár fáron krélvoi
読み:クレーメラ ファロナール ファーロン クレルヴォイ
| krémer-a | faronár | fáron | krélv-oi |
| 環に掛ける-<(軽いものが)> | 運び人<主格> | 荷<対格> | 鉤-<与格> |
「運び人が荷を鉤に掛ける。」
krémer-の他動詞用法。荷を目的語にとる。荷は重性なので対格語尾がなく、fáronの形のまま。主語のfaronárは人なので軽性となり、動詞は3人称単数・軽性の-aをとる。
krémer fáron krélvoi, ende
読み:クレーメル ファーロン クレルヴォイ、エンデ
| krémer | fáron | krélv-oi, | ende |
| 環に掛ける<命令法><あなたが> | 荷<対格> | 鉤-<与格> | どうぞ |
「荷を鉤に掛けてくれ、頼む。」
現場での指示。命令法・2人称単数は語幹形krémerを用いる。依頼の定型endeを添えている。掛かり先の与格はkrélv-oi。
輪(krémo)や鉤に捕まって懸かること、あるいは輪に荷を掛けること。綱場の作業では、荷の輪を綱の輪に掛ける行為と、掛かった荷が懸まっている状態の両方を表す。krémo「環・輪」の名詞から -ér-「〜でする」で派生した動詞で、物理的な機構(輪が輪を捕まえる)が語の意味にそのまま残っている。都の言葉では降ろし場や綱場の技術的な説明で使われ、縁の市の取引言葉では輪に荷を掛ける動作の指示として聞く。
直説法3単・軽 krémera、3単・重 krémero。命令法2単 krémer(語末の -r は音節末に置けるのでそのまま)。完了語幹は kréemer-(語根の e→ee)。
krémo「環・輪」+-ér-「〜でする」(名詞から動詞を作る接辞)
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。