krasíþ-

品詞
動詞
意味
割る
発音
[kraˈsiθ]
読み
クラシス
分野
基本動作

意味

  1. 割る

    薪、板材、氷、凍った地面などを、もともと筋や割れ目のあるものとして割る。

    krasíþim fálno.

    読み:クラシーシン ファルノ。

    kras-íþ-imfálno
    割る-<〜させる>-<私が>薪<対格>

    「私は薪を割る。」

    日常の薪割りの文。1人称単数の語尾 im が主語を示し、主語の代名詞は省かれる。対象は叩けば筋に沿って開く薪。

  2. 劈く

    楔や刃で開くように裂く。

    krasíþa faronár gandér.

    読み:クラシーサ ファロナール ガンデール。

    kras-íþ-afaronárgandér
    割る-<〜させる>-<(軽いものが)>運び人<主格>硬木<対格>

    「運び人が硬木を劈く。」

    楔や刃で筋に沿って開くように割る意の例。主語 faronár は軽性なので、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。対象 gandér は重性で、対格の語尾はつかない。

解説

「割れる」krás- に使役接尾辞 -íþ- を添えた他動詞。対象がもともと内に割れ目や張力をもっていて、それに応じるように裂ける、というニュアンスが強い。薪、板材、氷、硬い地盤のように、叩けば筋に沿って開くものに自然に使える。砕く、切り倒す、削るとは区別される。

文法

使役派生の他動詞。語根末 þ は命令法では s に変わる(krasís)。

語源

krás-「割れる」+使役接尾辞 -íþ-。

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