naþelár

品詞
名詞
意味
若者
発音
[naθeˈlar]
読み
ナセラール
分野
社会・信仰・儀礼

意味

  1. 若者

    成人の儀に近づいた者、または終えて間もない者の年ごろを指す。

    þuláura naþelár, áuro nóumo éles

    読み:スラウラ ナセラール、アウロ ノーモ エーレス

    þuláur-anaþelár,áur-onóumoél-es
    得意がる-<(軽いものが)>若者<主格>,上がる-<(重いものが)>顔<主格><3人称単数・軽性>-<属格>

    「青年は得意がっており、顔が上がっている。」

    得意がりを述べる文に、顔が上がった様子を無接続で添える常套句。主語の若者に動詞が軽性一致し、顔は体の部分で重性なので áur- が重性一致する。顔一面に得意が表れた意。

    þuláura naþelár ólmarei

    読み:スラウラ ナセラール オルマレイ

    þuláur-anaþelárólmar-ei
    得意がる-<(軽いものが)>若者<主格>年長者-<与格>

    「若者は年長者に対して偉そうにする。」

    年長者の向こう側への態度を示す与格。若者の得意がりを年長者に向かう態度として書き表す平叙。この与格の構文は、年長者や客を向かえると角が立つとされる。

  2. 名乗り前

    まだ公的な名で名乗り出ていない者を、作法上の欠けとして言い表す。

解説

成人の儀で公的な個人名を告げる前の若者を、名乗りの作法から言い換えた語。家庭内では幼名を持つが、炉や縁道では年齢層の実務語として使う。公の場で使うと身分を欠くことを意識させるため、茶化しや軽蔑に響くことがある。

文法

軽性・子音語幹(-ár)。na- と þél- に接尾辞 -ár が付いた派生語。

語源

na-「〜ぬ」+þél-「名乗る」+-ár「〜する人」。

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