小説
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値踏する
物の値や損得を見積もって、買うべきか売るべきかを見当つける。
prambérim dulfáron só.
読み:プランベーリン ドゥルファーロン ソー。
| prambér-im | dulfáron | só |
| 値踏みする-<私が> | 下ろし荷<対格> | この<重性> |
「私はこの下ろし荷を値踏みしている。」
市での商人の独り言。第一人称の主語は動詞の語尾で示し、目的語を省略しない。dulfáron は重性名詞で対格語尾がない。指示詞 só が名詞句を閉じる。
ké prambéra vándar sáko?
読み:ケー プランベーラ ヴァンダル サーコ?
| ké | prambér-a | vándar | sáko |
| <〜か> | 値踏みする-<(軽いものが)> | 商人<主格> | 塩<対格> |
「商人は塩を値踏みしているか。」
市の会話でのはい/いいえの問い。ké は文頭に立つ。答えは動詞の反復で、この問いには prambéra のように返す。
使い物になるかを見極める
疵や古びた程度を見て、実用上の値打ちがあるかを判断する。
prambéra lisár kumbór só
読み:プランベーラ リサール クンボール ソー
| prambér-a | lisár | kumbór | só |
| 品定めする-<(軽いものが)> | 書記<主格> | 青銅<対格> | この<重性> |
「書記は、この青銅を品定めする。」
主語は人なので動詞は軽性3人称単数。目的語の kumbór は重性名詞で、対格語尾をもたない。指示詞 só も重性単数で、名詞の後ろに置く。
ké prambérin þíles dervó só?
読み:ケー プランベーリン シーレス デルヴォー ソー?
| ké | prambér-in | þíl-es | dervó | só? |
| <〜か> | 品定めする-<〜して・〜く> | 分かる-<あなたが> | 挽き石<対格> | この<重性> |
「この挽き石を品定めできるか。」
prambér-in þíl- は能力表現。主語の2人称は þíles の語尾で示す。対象の dervó só は重性単数の目的語。
物を見て、その値・疵・実用性・使い物になるかを目と経験で見当つける私的な動作を表す。prámbo「値」からの派生であるため、単なる目視よりも「値はいかほどか」「高いか安いか」「買い得か」を判断する含みが強い。公式の等級付けや目付の裁きではなく、売り手・買い手の腹算を示す。
派生動詞。名詞 prámbo の語幹 pramb- に接尾辞 -ér- を添えた他動詞。改まった帳簿語では俗語的に扱われることがある。
prámbo「値」+ -ér-(名詞から動詞を作る接辞)。
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