sírna

品詞
名詞
意味
霜
発音
[ˈsirna]
読み
シルナ
分野
自然・天体・天候・地形

意味

  1. 霜

    地面や草木に降りた霜。

    ésa sírna ál sórel.

    読み:エーサ シルナ アール ソーレル。

    és-asírnaálsórel.
    いる-<(軽いものが)>霜<主格>白い今日

    「今日は白い霜が降りている。」

    乾風期の後半の朝の様子を言う文。霜は上から来るものなので軽性で、存在を言う動詞は -a をとる。形容詞 ál も軽性・主格の形なので語尾がない。

    lúin brúuma sírna, glǘno véinor.

    読み:ルーイン ブルーマ シルナ、グリューノ ヴェーノル。

    lúinbrúum-asírna,glǘn-ovéinor.
    とき落ちる-<(軽いものが)>霜<主格>凍る-<(重いものが)>湖<主格>

    「霜が降りるようになると、湖が凍る。」

    湖畔の村で季節の移り変わりを言う決まった言い方。従属節の主語 sírna は軽性なので動詞は -a をとり、主節の主語 véinor(地の上の水)は重性なので動詞は -o をとる。性の対比が、一つの文の中に出ている。

    na þréula unlóur sírna

    読み:ナ スレウラ ウンロール シルナ

    naþréul-aunlóursírna
    <〜ない>積もる-<(軽いものが)>まだ霜<主格>

    「まだ霜が積もっていない。」

    くだけた会話向き。否定 na は動詞の前に置き、「まだ」 unlóur は動詞の直後、主語の前に置く。na+現在の形+unlóur で「まだ〜していない」。

    sórel, þréumau hílva si sírna.

    読み:ソーレル、スレウマウ ヒルヴァ シ シルナ。

    sórelþréum-auhílvasisírna
    今日積もる-<双数>雪<主格>と霜<主格>

    「今日、雪と霜が積もる。」

    日常の天候の話。動詞の前に場面の枠として時の名詞 sórel を置き、短い切れ目を入れる。二つの単数名詞句が si で並ぶので、動詞は双数の語尾 -au をもつ。

    þréula sírna aldárei múlin.

    読み:スレウラ シルナ アルダーレイ ムーリン。

    þréul-asírnaaldár-eimúl-in.
    着く-<(軽いものが)>霜<主格>座-<与格>厚い-CVB.

    「霜は座に厚く着いている。」

    改まった描写でも、時制を表す語形がないため未完了で現在結果の状態を言う。裸の与格が着く場所を示す。霜は軽性なので軽性の3人称単数語尾-aで受ける。

解説

凍りの頃に地面や草木に降りる霜。地面から生じるように見えるが、高原では雪と同じく「上から降りてくるもの」とされ、軽性に属する。乾風期後半の到来を告げるしるしで、最初の霜が降りると崖道の運び人の上り下りが減りはじめる。

文法

軽性・a語幹(①型、語根に強勢)。属 sírnes、与 sírnei。

語源

古高原語 *sírna から。

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