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空欄(未記入欄)
帳簿や書面で、記入すべき区画が定まっているが、まだ文字・数・印が入っていない所。
(転じて)未定の扱い
帳簿用語から転じて、身分・役割・区画がまだ決まっていない状態を指すことがある。
éso unlóur þrén fandáres slóura.
読み:エーソ ウンロール スレーン ファンダーレス スローラ。
| és-o | unlóur | þrén | fandár-es | slóura. |
| いる-<(重いものが)> | まだ | 段<主格> | 新入り-<属格> | 空欄<主格> |
「新入りの身分は、まだ空欄扱いである。」
空欄の転義。身分・扱いが未確定である状態を指す。主語 þrén が重性なので存在動詞は -o、述語名詞 slóura は軽性の主格のまま。
ésa aldár slóura torárei.
読み:エーサ アルダール スローラ トラーレイ。
| és-a | aldár | slóura | torár-ei. |
| いる-<(軽いものが)> | 座<主格> | 空欄<主格> | 客-<与格> |
「客用の座は、空欄になっている。」
座席・役割の扱いが決まっていない状態。与格 torárei は受益者「客にとって」を表す。
帳簿・荷札・証文・役所の書面であらかじめ区画され、まだ記入が行われていない枠を指す管理語。単なる空白、余白、穴、書き損じとは区別される。記入すべき所が定まっているという意識を含み、監査や締め切りでは、空欄そのものが数え・照合の対象になる。紙と文字が上へ昇るという見方から軽性とされる。
軽性a語幹。
古高原語 *slaur-「列のあいだの開いた位」から。語根名詞として残る。
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