slóvo

品詞
名詞
意味
人分
発音
[ˈslovo]
読み
スローボ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 人分

    食事・寝床・衣類・席などの一つの人分。一人に割り当てられた標準的な量と枠。

    léima ólmar ín slóvo.

    読み:レーマ オルマル イーン スローヴォ。

    léim-aólmarínslóvo
    置く-<(軽いものが)>年長者<主格>一人分<対格>

    「年長者が人分を一つ置いておく。」

    配給・食事などの一人分を指す日常的な用例。主語 ólmar は人として軽性なので動詞は軽性単数。slóvo は重性o語幹の単数対格形。

  2. 一人枠

    列・一段・一段置きの中で、一人が占める位置。物や人を配置する際の一人分の区画。

    éso slóvo só un fildúroroi.

    読み:エーソ スローヴォ ソー ウン フィルドゥーロロイ。

    és-oslóvosóunfildúror-oi
    存在-<(重いものが)>一人枠<主格>この<重性>内列-<与格>

    「この一人枠は列の中にある。」

    配置列の中で一人が占める区画を指す意味。slóvo は重性単数の主格で、指示詞 só が性一致する。un fildúroroi は「列の中に」という配置域を示す。

  3. 取り置き分

    不在者・予定者分。まだ来ていない者や加わる予定の者に、先に用意して置かれた一人分。

    kréva ólmar slóvo torárei.

    読み:クレーヴァ オルマル スローヴォ トラーレイ。

    krév-aólmarslóvotorár-ei
    預かる-<(軽いものが)>年長者<主格>取り置き分<対格>客-<与格>

    「年長者が客の取り置き分を預かっておく。」

    まだ来ていない者や予定者のために、先に一人分を確保しておく意味。動詞 krév- は「預かる・責任を持つ」。与格 torárei は受益者を示し、slóvo は重性単数の対格形。

    dórel, éso unlóur slóvo torárei.

    読み:ドーレル、エーソ ウンロール スローヴォ トラーレイ。

    dórel,és-ounlóurslóvotorár-ei
    明日存在-<(重いものが)>まだ取り置き分<主格>客-<与格>

    「明日の分も、客の取り置き分がまだある。」

    予定者分を示す文。場面の枠として dórel を前に置き、主節では unlóur が動詞の直後に残置を添える。éso は és-o、slóvo は重性単数の主格。

解説

食事・寝床・衣類・席など、一人に割り当てられる標準的な分量と枠をまとめて指す語。列・一段・一段差・一段置きの配置の中で、一人が占める空間とその中の物を含む。宿での寝床、食卓の器と団子、持ち運び用の小袋、倉からの配り分け、列に並ぶ板・枠・席などに広く使う。まだ来ていない者・来る予定の者に先に一つ置いておくことも、slóvo を置くと表現する。人数そのものを数える語ではなく、準備された一人分の分量と位置を数える語として使う。

文法

名詞。重性o語幹。単数主格・対格 slóvo、属格 slóvos、与格 slóvoi、複数主格・対格 slóvul、複数属格 slóvur、複数与格 slóvuls。

語源

古高原語 *slóvos から。語根 *slóm-「一人分の場所・分量を確保する」に名詞語尾 *-os が付いた形。

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