trǘlmo

品詞
名詞
意味
裂け目
発音
[ˈtrylmo]
読み
トリュルモ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 裂け目

    石壁・板壁・家屋の間にできた、細く開いた割れ目。穴より狭い幅を前提にする。

    éso trǘlmo snóil.

    読み:エーソ トリュルモ スノイル。

    és-otrǘlmosnóil
    いる-<(重いものが)>裂け目<主格>狭い

    「裂け目は狭い。」

    意味1。石壁・板壁・家屋のあいだに開いた細い割れ目を指す基本義。凍りの頃の住居点検などの日常語として、幅の狭さを述べる言い回し。述語の形容詞は重性名詞の単数主格では無語尾となる。

    snál trǘlmo!

    読み:スナール トリュルモ!

    snáltrǘlmo
    閉じる<命令法><あなたが>裂け目<対格>

    「裂け目を閉じろ。」

    意味1。冷気や湿った風を通さないために、割れ目そのものを塞ぐよう求める日常の指示。命令法2人称単数は語幹のむき出し形を用い、重性o語幹の単数対格は主格と同形となる。

    éso trǘlmo tén.

    読み:エーソ トリュルモ テーン。

    és-otrǘlmotén.
    いる-<(重いものが)>裂け目<主格>浅い

    「裂け目は浅い。」

    書物の記述のような場面。主語 trǘlmo は重性・単数・主格、述語形容詞 tén は無語尾。定着がないため、一般的事柄としても読める。

  2. 風通し

    その裂け目を通って出入りする風・光・声の通り道。通るものそのものより、通す幅に焦点を置く。

    glünlúin, múno duléumo un trǘlmo.

    読み:グリュンルーイン、ムーノ ドゥレウモ ウン トリュルモ。

    glünlúin,mún-oduléumountrǘlmo.
    凍りの頃,入る-<(重いものが)>下風<主格>中に裂け目<対格>

    「凍りの頃、下の風が裂け目の中へ通ってくる。」

    意味2。凍りの頃の備忘のような記述調。下の風は重性なので、動詞は3人称単数・重性の語尾をとる。un+対格で、風が裂け目の内へ通る通路を示す。重性o語幹のtrǘlmoは主格と対格が同形だが、unが対格を要求する。

解説

石壁の目地、板壁の継ぎ、家々の間に開いた細い通り道など、固いものの間にできた幅の狭い隙間を指す語。人が通る穴ではなく、風・光・声だけが通る程度の裂け目そのものを表す。冬場に冷気や下の湿った空気が出入りする通し目として日常的に言及される。

文法

重性o語幹。語末の o を語幹の一部として変化する。

語源

古高原語 *truilmō から。狭い通り目や割れ目を表す古い名詞。

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