vélm-

品詞
動詞(他動詞)
意味
開く
発音
[ˈvelm]
読み
ヴェルム
分野
基本動作

意味

  1. 開く

    戸・蓋・箱・帳面など、閉じられたものを開いて、内側を見えるようにする。

    vélma lisár plánan sé.

    読み:ヴェルマ リサール プラーナン セー。

    vélm-alis-árplán-ansé.
    開く-<(軽いものが)>書く-<〜する人・主格>帳簿-<対格>この<軽性>

    「書記はこの帳簿を開く。」

    帳面・書物を開いて、中に書かれた字を参照する用法。主語 lisár は軽性の行為者名詞なので、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。

  2. 通れるように開く

    道・口・戸など、人が通れるようにすき間を広げる。

    vélma faronár filduló só.

    読み:ヴェルマ ファロナール フィルドゥロー ソー。

    vélm-afaron-árfildulósó.
    開く-<(軽いものが)>荷-<〜する人・主格>刻み通路<対格>この<重性>

    「運び人がこの刻み通路を開く。」

    落石・倒木・雪などで通れなくなった通路を、人が通り抜けられるようにする用法。主語 faronár は軽性。filduló は重性名詞で、対格は無標識。

解説

閉じていて内側を見えなくしていたもの、または通れなくしていたものに口やすき間を作り、中を見えるようにし、あるいは通れるようにする動作を表す基本動詞。戸・蓋・箱・倉・帳面・書物など、もともと覆われたものを開くのに使う。単に広げるのではなく、閉じた状態からの対義として使う。開くことで通路や参照できる空間が生じるニュアンスを含む。

文法

基本他動詞。目的語は対格。主語の性・数で人称語尾が変化し、人の主語は軽性で受ける。時制はなく、相と法で捉える。

語源

古高原語 *welm-「開く」から。語頭 *w は v になり、語根末の流音・鼻音は語幹として残った。

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