vóor

品詞
名詞
意味
紫
発音
[ˈvoor]
読み
ヴォール
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 紫

    赤と青緑のあいだの、淡い色から濃い色までを含む色。衣の染め色や帯の色を数える場で使う。

    sénim vóor.

    読み:セーニン ヴォール。

    sén-imvóor.
    見る-<私が>紫<対格>

    「私は紫を見る。」

    日常会話での用法。色としての「紫」を直接の目的語に取る。重性名詞 vóor は対格が主格と同形であるため、目的語も形が変わらない。

    na éso esfóndos vóor un análoroi.

    読み:ナ エーソ エスフォンドス ヴォール ウン アナーロロイ。

    naés-oesfóndosvóorunanálor-oi.
    <〜ない>いる-<(重いものが)>そもそも紫<主格>中に上手の国-<与格>

    「上手の国には、そもそも紫がない。」

    書物・交易説明向きの存在否定文。vóorは干潟から来た語として重性扱いで、動詞はéso。un análor-oiは「上手の国の中に」。esfóndosは品切れではなく、この国では原理的に生じないという含みを与える。

  2. 紫染め

    紫染料・紫布・帯の色など、染めの物としてまとまった色を指す。取引や帳簿では色そのものと染め物が同じ語で扱われる。

    vándim prámbo vóoros.

    読み:ヴァンディン プランボ ヴォーロス。

    vánd-imprámbovóor-os.
    量る-<私が>値<対格>紫染め-<属格>

    「私は紫染めの値を量る。」

    帳簿・会計での用法。prámbo「値」を数えるものを属格 vóoros で示す。紫染料や紫布などの取引品としての意味。

解説

赤と青緑のあいだの色をひとまとまりに捉えた基本色名で、淡い紫から濃い紫までを含む。衣・帯・帳簿で身分を示す色として使う一方、染料や染め布そのものを指す語としても立つ。紫染めは干潟からの輸入品であり、色名でありながら交易品・身分・作法を語る語と結びつきやすい。

文法

重性・子音語幹

語源

古高原語 *vóoro から。語末母音の古い脱落により語末の -o が落ち、長母音と語末の r を残した形。

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