wáim

品詞
形容詞
意味
大した
発音
[ˈwaim]
読み
ワイム
分野
性質・状態

意味

  1. 大した

    量・技・出来事などの値打ちが、並みより上であると判断する。

    ésa virá wáim.

    読み:エーサ ヴィラー ワイン。

    és-aviráwáim
    いる-<(軽いものが)>言葉<主格>大した

    「言葉はたいしたものだ。」

    抽象語 virá を主語にした判断文。軽性単数の主語に対して存在動詞 ésa を使い、述語形容詞 wáim は主格単数で無語尾となる。

  2. 相当の

    十分すぎるほどに達した量や働きについて言う。

    éso tambór wáim un kórvoi.

    読み:エーソ タンボール ワイン ウン コルヴォイ。

    és-otambórwáimunkórv-oi
    いる-<(重いものが)>雑穀<主格>相当の内に倉-<与格>

    「倉に相当の雑穀がある。」

    存在文。重性単数の tambór に形容詞 wáim が主格単数で後続し、場所 un kórvoi がそれに続く。

  3. 侮れない

    人・物・出来事が、軽視できない重みを持つと評価する。

    éso nébro só wáim.

    読み:エーソ ネーブロ ソー ワイン。

    és-onébrosówáim
    いる-<(重いものが)>霧<主格>この<重性>侮れない

    「この霧は侮れない。」

    警告的な判断文。指示詞 só を後置した重性単数の主語 nébro に対して、述語形容詞 wáim は主格単数無語尾となる。

    ésa þondá wáim.

    読み:エーサ ソンダー ワイン。

    és-aþondáwáim
    いる-<(軽いものが)>誓い<主格>侮れない

    「誓いは侮れない。」

    誓約や儀礼に関する判断文。þondá は軽性 a語幹の抽象名詞として扱う。軽性単数の主語に対して存在動詞 ésa を使い、述語形容詞 wáim が後続する。

解説

物・技・働き・出来事などについて、分量で割り切れるほど十分な値打ちがあると判断する形容詞。大きさそのものではなく、秤や区切りで見たときに一定以上に達しているという感覚を名詞的に扱う。述語では「たいしたものだ」、連体では「たいした出来事」のように使い、賞賛・警戒・皮肉のいずれでも成立する。改まった語でありながら、日常の判断表現としても使える。

文法

形容詞。語幹末が m で、軽性子音語幹型の一致を受ける。名詞の後ろに置かれ、名詞の性・数・格に一致する。

語源

古高原語 *waimo-(「割り切れた分量、一かたまり」)から。古語の語末 *-o が落ちた形。

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