小説
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別の流れの
婚姻でつながった、自分と別の家系に属する(親族)。
tóra ambrél éul némes sórel.
読み:トーラ アンブレール エウル ネーメス ソーレル。
| tór-a | ambrél | éul | ném-es | sórel. |
| 来る-<(軽いものが)> | 兄・姉 | 別の流れの | <私>-<属格> | 今日 |
「今日、義理の兄(姉)が来る。」
ambrél éul「別の流れの兄・姉」は、配偶者の兄・姉と、兄・姉の配偶者のどちらも指す。自分と同じ家系かどうかを重んじ、どういうつながりで別の流れになったのかは区別しない。名詞句は「名詞–形容詞–属格」の順で、éul は軽性・単数・主格なので語尾がつかない。
dulísim sáindaran anlóurei éulei.
読み:ドゥリーシン サインダラン アンローレイ エウレイ。
| du-lís-im | sáindar-an | anlóur-ei | éul-ei. |
| <〜させていただく>-書く-<私が> | 証文-<対格> | 親-<与格> | 別の流れの-<軽性・与格> |
「義理の親に、証文を書いて差し上げます。」
婚姻の取り決めなどで使う改まった言い方。anlóur éul「別の流れの瀬上」は配偶者の親を指す。謙譲の du- で自分の行いを低めている。形容詞 éul は、修飾する anlóurei に合わせて軽性・与格の -ei をとる。
よその家の
親族名称以外に添えて、自分の流れに属さない、よその家の(人・もの)を表す。
mé mán tambór éul!
読み:メー マーン タンボール エウル!
| mé | mán | tambór | éul! |
| <禁止・願いの打ち消し> | 食べる<命令法><あなたが> | 雑穀<対格> | よその家の |
「よその家の雑穀を食べるな。」
子どもに言い聞かせる日常の禁止。親族名称以外の名詞に添えると、éul は「自分の家の流れに属さない、よその家の」の意味になる。tambór は重性なので主格と対格が同じ形で、éul も重性・対格の語尾なしの形で一致する。
ké sénes keláran éulan?
読み:ケー セーネス ケラーラン エウラン?
| ké | sén-es | kel-ár-an | éul-an? |
| <〜か> | 見る-<あなたが> | 伐る-<〜する人>-<対格> | よその家の-<軽性・対格> |
「よその家の樵を見かけたか。」
村の中のくだけた問い。はい・いいえで答える問いは文頭の ké で作る。2人称を使っているので、下向きか並びの話し方になる。kelár は軽性の子音語幹で、対格は -an。éul も軽性・対格の -an で一致する。答えるときは動詞を繰り返し、sénim「見た」か na sénim「見ていない」と言う。
親族名称の後ろに置いて、その親族が自分と同じ流れ(家系)ではなく、婚姻によってつながった別の流れの者であることを示す。anlóur éul「別の流れの瀬上」=配偶者の親(義理の親)、brél éul「別の流れのきょうだい」=義理のきょうだい。何もつけない親族名称は、同じ流れの者を指す。高原では、同じ流れかどうかが父方・母方の区別より重い。
形容詞(名詞の後ろに置き、性・数・格に一致する)。軽性:éul/éulan/éules/éulei、複 éulai
古高原語 *éula「よその水」から(とされる)。
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