brél

品詞
名詞
意味
きょうだい
発音
[ˈbrel]
読み
ブレル
分野
人・親族

意味

  1. きょうだい

    同じ流れで同じ瀬の親族。年の上下を問わない言い方。

    ké ésa brél tásei? ésau brélau némei.

    読み:ケー エーサ ブレール ターセイ?エーサウ ブレーラウ ネーメイ。

    kéés-abréltás-ei?és-aubrél-auném-ei.
    <〜か>いる-<(軽いものが)>きょうだい<主格><あなた>-<与格>いる-<双数>きょうだい-<双数><私>-<与格>

    「「お前にはきょうだいがいるか?」「きょうだいが二人いる。」」

    二人の発話。所有の動詞は持たれているほうに一致するので、答えでは人称ではなく数が変わり、双数の ésau になる。brél は年の上下を問わない言い方で、上下を言うときは ambrél・dubrél を使う。

    vóila lourvirár þeláis brélar sélvanes.

    読み:ヴォイラ ロウルヴィラール セライス ブレーラル セルヴァネス。

    vóil-alourvirárþel-áisbrél-arsélvan-es.
    読む-<(軽いものが)>系譜読み<主格>名前-<〜たちを>きょうだい-<〜らの>セルヴァン-<属格>

    「系譜読みが、セルヴァンのきょうだいたちの名を読み上げる。」

    婚姻の取り決めで、系譜の巻を読み交わす場面の文。名詞の後ろに属格を二つ重ねて、「名前・きょうだいたちの・セルヴァンの」の順に並べる。書かれた名前を読むことは禁忌に当たらない。

    prénda líura ráun bréles es ráunos ráimaros.

    読み:プレンダ リーウラ ラウン ブレーレス エス ラウノス ライマロス。

    prénd-alíuraráunbrél-esesráun-osráimar-os.
    移る-<(軽いものが)>女<主格>流れ<対格>兄弟-<属格>から流れ-<属格>ライマル-<属格>

    「その女はライマルの流れから離れて、きょうだいの流れへ移った。」

    記録文・儀式の文を想定する。意味2は離縁して元の家の流れへ戻る場合にも使う。行き先となる家系の流れを直接目的語に置き、離れていく家系を es と属格で表す。前置詞句では頭名詞「流れ」も属格になる。

    houmnílau andaulóura si brél elþán.

    読み:ホウンニーラウ アンダウローラ シ ブレール エルサーン。

    houmníl-auandaulóurasibrélelþ-án.
    炉を(火を)続ける-<双数>祖母<主格>と兄弟<主格>火-<対格>

    「祖母と兄弟は炉を続ける。」

    二つの単数名詞を si で並べると、動詞は双数になる。brél はきょうだいの総称。家庭の炉維持の日常語で、改まった場では使わない。

解説

同じ流れに属する同じ世代(同じ瀬)の親族。実のきょうだいのほか、同じ流れのいとこもこの語に含まれる。年の上下を言うときは ambrél・dubrél を使い、brél だけでは上下を言わない総称になる。高原の親族名称では、年の上下が性別よりも大事にされる。

文法

名詞(軽性・子音語幹)。対 brélan、双 brélau(二人きょうだい)、複 brélai

語源

古高原語 *bréla「同じ水」から(とされる)。

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