小説
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色
個々の色を総称する上位概念。布・革・金属・染料などの表面に見える色のまとまりを指す。
klóima endríña þéumul.
読み:クロイマ エンドリーニャ セウムル。
| klóim-a | endríña | þéum-ul. |
| 覚える-<(軽いものが)> | 子ども<主格> | 色-<〜たちを> |
「子どもは色をいくつか覚える。」
学習場面の日常文。直説法は動詞文頭。主語 endríña に一致して3人称単数・軽性。þéumul は重性名詞 þéum の複数で、目的語では主格と対格が同形。
ombrél-au dáu þéumou.
読み:オンブレーラウ ダウ セウモウ。
| ombrél-au | dáu | þéum-ou. |
| 揃う-<双数> | 二 | 色-<双数> |
「二つの色は揃っています。」
色を比べる場。数詞 dáu に双数名詞を従える。主語が二つなので動詞も双数。重性名詞の双数は語幹末に流音があるため þéumou の形になる。
色づき
染め・錆・磨きなどで表面に出てきた色合い。染めの善し悪しや等級を言うときに使う。
un kumbóroi, snourwéinau dulsúm si þéum.
読み:ウン クンボーロイ、スノウルウェーナウ ドゥルスーン シ セウン。
| un | kumbór-oi, | snourwéin-au | dulsúm | si | þéum. |
| 内に | 青銅-<与格> | 現れる-<双数> | 錆<主格> | と | 色づき<主格> |
「青銅では、錆と色づきとが現れる。」
金属の表面に起る変化を語る文。前置詞句 un kumbóroi が文頭の場面の枠。二つの単数名詞を si で並べると動詞は双数。þéumo は見出し語 þéum に重性o語幹の語尾 -o が付いた単数主格で、形態素分離は þéum-o。
éso þéum lísen.
読み:エーソ セウン リーセン。
| és-o | þéum | lís-en. |
| いる-<(重いものが)> | 色づき<主格> | 書く-<〜した・〜された> |
「色づきは書き留められている。」
記録・帳簿の文。存在・状態を表す éso は主語 þéumo が重性なので3人称単数・重性語尾 -o。分詞 lísen は重性単数主格で無標。þéumo は þéum-o と分離する。
布・革・金属・染料などの色合いを名詞として語る基本語。赤・黄・緑など個々の色は形容詞で言い、この語はそれらを包括する「色」そのもの、または表面に現れた色づき・色のまとまりを指す。染めの出来、布や金属の等級、衣に許される色合いを論じる場でも使われ、色を単なる光の印象ではなく、物に現れた価値のある性質として扱う含みがある。
名詞。重性o語幹。単数主格は citation の þéumo。
古高原語 *þeumo から。
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