anrása

品詞
名詞
意味
上着・外套
辞書形
anrása
発音
[anˈrasa]
読み
アンラーサ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 上着・外套

    身体の外側、重ね衣の最上層に着る衣。

    ké ésa anrása té fóndel?

    読み:ケー エーサ アンラーサ テー フォンデル?

    kéés-aanrásatéfóndel?
    <〜か>いる-<(軽いものが)>上着<主格>あの古い

    「その上着は由緒ある古いものか。」

    書物・家系・古着市のように、衣服の由来を確かめる場面。疑問の小辞 ké を文頭に置き、述語形容詞 fóndel には軽性単数主格の語尾がつかない。

    sórel, plelíþim anrásan sé.

    読み:ソーレル、プレリーシン アンラーサン セー。

    sórel,plel-íþ-imanrása-nsé.
    今日,着る-<〜させる>-<私が>上着-<対格>この

    「今日、私はこの上着を着る。」

    自動詞 plél- に使役接尾辞 -íþ- を付け、直接目的語 anrásan を取れるようにする。使役接尾辞が強勢をとり語根の強勢は消えるため、実形は plelíþim となる。軽性a語幹の「上着」anrása は、対格では anrása-n と分析し、実形は anrásan となる。主語の代名詞は動詞の1人称語尾 -im で示されるため、文では言わない。

    saléim anrásan sé, ende.

    読み:サレーン アンラーサン セー、エンデ。

    saléimanrása-nsé,ende
    外に据える<命令法>上着-<対格>この<軽性>どうぞ

    「この上着を脱いでくれ、頼む。」

    親しい者や並ぶ段の相手に向ける依頼。saléim- は衣服・帽子・履物を体から外す婉曲語で、体を直接言わず衣服が外へ出る動きだけで着替えを表す。命令のむき出し語幹 saléim に ende を添えると、くだけた依頼になる。

  2. 上層の衣

    内側の衣と区別して、外に見える上層を指す。

    sénim anrásan sé.

    読み:セーニン アンラーサン セー。

    sén-imanrás-ansé.
    見る-<私が>上層の衣-<対格>この<軽性>

    「私はこの上層の衣を見る。」

    衣服の説明や整理の場面などで、内側の衣と区別した最上層を見ると言う文。anrása の対格は語根 anrás- に -an が付く形。指示詞 sé は格変化しない。

    ké ésa anrása táses glóur?

    読み:ケー エーサ アンラーサ ターセス グロール?

    kéés-aanrásatás-esglóur?
    <〜か>いる-<(軽いものが)>上層の衣<主格><あなた>-<属格>緑

    「あなたの上層の衣は緑ですか。」

    くだけた日常会話で、相手の衣の最上層の色をたずねる文。所有の táses は名詞の後ろに置く。anrása は内側の衣と区別した衣の最上層を指す用法。

解説

衣のうち、身体に直接触れる下着と区別して、重ね衣の最上層、すなわち外側に着る衣を指す。上へ重なるという衣服観をそのまま表す語で、毛皮・毛織物・厚布で仕立てた防寒の上着、外套、礼装の最外層を含む。重ねる枚数が身分を示すため、何枚の anrása を重ねているかが外面の格を示す。

文法

軽性a語幹。接頭辞 an は無強勢で、強勢は rása 側に残る。

語源

an「上手」+ rása「衣」。重ね衣を外に向かって上とする見方に基づく複合。

説明に出てくる語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する