dulþárno

品詞
名詞
意味
裾
発音
[dulˈθarno]
読み
ズルスアルノ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 裾

    衣服の下辺。上着・外套・腰布などの、垂れて止まる縁を指す。

    mé tróm dulþárno!

    読み:メー トローン ドゥルサルノ!

    métrómdulþárno
    <禁止・願いの打ち消し>踏む<命令法><あなたが>裾<対格>

    「裾を踏んではいけない!」

    日常会話。母や年長者が、子どもの衣の裾を踏まないよう短く戒める場面。禁止の mé が命令法のむき出しの語幹 tróm に直接かかる。重性名詞の単数対格は主格と同形で、語尾には出ない。

  2. 下縁

    覆い・帳・敷物などの、下に垂れた終わりの辺。

    éso dulþárno málunos húmel.

    読み:エーソ ドゥルサルノ マールノス フーメル。

    és-odulþárnomálun-oshúmel
    いる-<(重いものが)>下縁<主格>敷物-<属格>湿った

    「敷物の下縁は湿っている。」

    書物・記録の文。覆い・帳・敷物など、下に垂れた終わり際の辺を指す「下縁」義。名詞句 dulþárno málunos は「下縁+敷物の属格」で、「敷物の下縁」。述語形容詞 húmel は、所有を示す málunos ではなく、主要部 dulþárno に一致している。

解説

直義は「下る+端」。布や衣の下辺を、上手と下手の軸に沿った低い縁として指す語。帯より下、履物と接する部分をさし、衣の裾を礼法として論じるときに好まれる。埃・地面・下降を思わせるため、単に「端」と言うより、低い位置の端であることを明確に伝える婉曲として響く。

文法

重性o語幹。単数主格と対格が同形。

語源

dúl-「下る」+þárno「端」。複合語では前の語根の強勢が落ちる。

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