dulpovér-

品詞
動詞
意味
下を確かめる
発音
[dulpoˈver]
読み
ドゥルポウェール
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 下を確かめる

    高所から、下にある縁・氷・通路などの危険の有無を、遠慮がちに視認する。

    dulpovéra faronár glünó.

    読み:ドゥルポヴェーラ ファロナール グリュノー。

    dulpovér-afaronárglünó.
    下を確かめる-<(軽いものが)>運び人<主格>氷<対格>

    「運び人が氷の下を確かめる。」

    凍りの頃の崖道や縁で日常的に使う言い方。主語 faronár は軽性の人を指す語なので、動詞は3人称単数・軽性 -a。glünó は重性 o 語幹で、対格も同名。

  2. 下手を問うように見下ろす

    下界へ直接見下ろす禁忌を避けて、下に問いかけるような視線で下界の気配を探る。

    dulpovéra ráuvan dálor.

    読み:ドゥルポヴェーラ ラウヴァン ダーロル。

    dulpovér-aráuvandálor.
    下手を問うように見下ろす-<(軽いものが)>森の巫<主格>下の国<対格>

    「森の巫が、下の国を下手を問うように見下ろす。」

    儀礼や祀りの場での言い方。下界へまっすぐ見下ろす禁忌を避け、下にあるものに配慮しながら、問いかけるような視線で気配を探る含みがある。dálor は重性で、対格も同名。

解説

縁・崖・屋根・高みから下界へまっすぐ視線を突き刺すことを避け、下側へ目をやって気配や安全を確かめる、婉曲的な動詞。下の息・霧・病・沈んだものを引き寄せないための遠慮が背景にあり、下界へ問うような視線で下にある縁・氷・通路・荷の具合を確認する意味として定着している。縁の人々や崖道の語彙として日常に定着しており、単なる「見る」より、下にあるものに配慮しながら確かめる含みが強い。

文法

複合語根の動詞。

語源

dul-「下手」+povér-「問う」の複合語根。

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