filó

品詞
名詞
意味
縫い目
発音
[fiˈlo]
読み
フィロー
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 縫い目

    布や皮を縫い合わせた継ぎ線。糸筋として布面に走っている線。

    vrunkríla sílan filó

    読み:ヴルンクリーラ シーラン フィロー

    vrunkríl-asílanfiló
    ほどく-<(軽いものが)>シラン<主格>縫い目<対格>

    「シランが縫い目を解く。」

    人名 sílan は軽性なので動詞は3人称単数軽性。filó は重性の名詞で、単数の対格は主格と同じ形。縫い目を解く場面。

    elþaséna faronár filó só.

    読み:エルサセーナ ファロナール フィロー ソー。

    elþasén-afaronárfilósó.
    疵を確かめる-<(軽いものが)>運び人<主格>縫い目<対格>この<重性>

    「運び人がこの縫い目を火の光で確かめる。」

    第三者について述べる日常の仕立て・検めの文。filó は重性の名詞なので、対格でも形が変わらない。指示詞 só は重性で一致する。elþasén- には、品物を火の光に当てて疵や目を確かめる動作が含意されている。

  2. 糸筋

    伏せ縫い・補強など、通常の継ぎ目だけでなく布や皮を走った糸の筋。

    bríno filó só.

    読み:ブリーノ フィロー ソー。

    brín-ofilósó
    ほつれる-<(重いものが)>縫い目<主格>この<重性>

    「この縫い目がほどけた。」

    日常会話。修理前の状態。brín は自動詞で、糸筋が布面からほつれる意。filó は「ほどけた糸筋」の対象として使える。

    frunéndes filó só.

    読み:フルネンデス フィロー ソー。

    frun-énd-esfilósó
    繕う-<〜しますように>-<あなたが>縫い目<対格>この<重性>

    「この縫い目を繕ってくれ。」

    日常会話の依頼。frún の2人称願望法。重性o語幹 filó の単数対格は主格と同形で、指示詞 só は性のみ変わる。

解説

糸が布や皮を貫いて通された跡として見える縫い線。完成した縫い目、とくに糸筋が布面に出ている継ぎを指す。構造では継ぎ線の位置と向き、品質では糸の張りと直線性、修理ではほどけた糸筋の対象として使う。

文法

重性o語幹(主格=対格)。

語源

fíl-「(線を)引く」+-ó「〜するもの」。接尾辞 -ó が強勢を奪い、語根の ´ は落ちる。

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