小説
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伝える
言葉や知らせを、聞き手に届くように送る。
findíþa senár virán faronárei.
読み:フィンディーサ セナール ヴィラーン ファロナーレイ。
| find-íþ-a | senár | vir-án | faronár-ei. |
| 聞く-<〜させる>-<(軽いものが)> | 目付<主格> | 言葉-<対格> | 運び人-<与格> |
「目付が運び人に言葉を伝える。」
市や役所の場面。伝達内容は virán のように対格に、受け手は faronárei のように与格に置く。findíþ- は単に何かを言うのではなく、言葉が聞き手に届くことを焦点とする。
ésa sé freunþál te findíþa líura.
読み:エーサ セー フレウンサール テ フィンディーサ リーウラ。
| és-a | sé | freunþál | te | findíþ-a | líura |
| いる-<(軽いものが)> | この<軽性> | 無言の労い<主格> | <関係節> | 伝える-<(軽いものが)> | 女<主格> |
「これは、女が伝える額寄せの慰めです。」
声に出さない慰めを説明する、やや書物的な定義文。freunþál は述語名詞だが、関係節 te findíþa líura の中で目的語として理解される。関係節内部は VSO 語順。freunþál は主格の形をそのまま保つ。
聞かせる
受け手が聞くことを目的として、言葉を送る。
findíþim lundán endríñei.
読み:フィンディーシン ルンダーン エンドリーニェイ。
| find-íþ-im | lund-án | endríñ-ei. |
| 聞く-<〜させる>-<私が> | 歌-<対格> | 子ども-<与格> |
「子どもに歌を聞かせる。」
家庭の日常。主語の代名詞は省略される。lundán は聞かせる内容、endrīñei は受け手。受け手が聞くことを目的に言葉を送るので、意味2の「聞かせる」が自然に出る。
聞き手に消息・命令・知らせが届くように言うこと。字義は「聞かせる」で、発言そのものより、言葉が相手へ渡って届くことに焦点がある。役人が命令を通知したり、誰かが伝言を手配したりする場面で使う。聞き落としや霧によって届かない状況への警戒を背景に含む。
使役他動詞。fínd-「聞く」に、使役接尾辞 -íþ- を付けた語根。語末 þ に活用語尾や派生接辞が付く。
fínd-「聞く」+使役接尾辞 -íþ-。
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