fránd-

品詞
動詞(自動詞)
意味
並ぶ
発音
[ˈfrand]
読み
フランド
分野
時間・空間・方向

意味

  1. 並ぶ

    二つ以上が自然に高さを揃え、横一列になっていることを表す自動詞。整列行為そのものは言わない。

    frándau dáu sílarau.

    読み:フランダウ ダウ シーララウ。

    fránd-audáusílar-au.
    並ぶ-<双数>二月-<双数>

    「二つの月が並ぶ。」

    自然な天体の列の言い表し。双数の主語に双数の動詞が対応する。整列行為ではなく、地平線近くで高さを揃えて見える状態を言う。

    frándan plíndul un plánail.

    読み:フランダン プリンドゥル ウン プラーナイル。

    fránd-anplínd-ulunplán-ail.
    並ぶ-<彼らが>荷札-<〜たちが>中に帳簿-<〜らに>

    「帳簿の中に荷札が並んでいる。」

    記録・書物についての文。札が帳簿の中で横に揃った状態を記述する。意図的な整列の行為は表さず、出来上がっている列の状態を言う。

    frándo puló só.

    読み:フランド プロー ソー。

    fránd-opulósó
    並ぶ-<(重いものが)>拍子<主格>この<重性>

    「この拍子は揃っている。」

    荷担ぎ歌や運び人の列で、足音や打点が乱れず続いている場面。意味 2 の「拍子」では、軽い打点が揃ったまとまりを単数 puló で受ける。動詞 fránd- は主語に一致して 3人称単数・重性の frándo を取る。語根末の nd は母音で始まる語尾の前では脱落しない。

解説

二つ以上の物や人が、整える意図を離れて、同じ高さに横一列になっている状態を言う。高低が揃った横並びを「段が揃った」秩序として捉える高原の語彙では、自然の列を記述する語として石、木、舟、地平線に近い月などに向く。人が横並びになることは、身分差が横に消える形象として改まった文では避けられ、数を数えない言い方が求められる。星については、数えや指しを避ける作法から、詩的な用法に限って使われる。

文法

自動詞語根。主語の性・数に一致する。二つなら双数で受け、それ以上なら複数で受ける。意図的な整列には monlín が使われる。

語源

古高原語 *frand- から。原義は「切り株や倒木が同じ高さに揃う」に由来する。

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