freimvirá

品詞
名詞(軽性・a語幹)
意味
念押し
発音
[freimviˈra]
読み
フレイムビラー
分野
文字・書物・学び

意味

  1. 念押し

    数を言葉で言い換えて重ねて書いたもの。

    lís freimvirá, ende.

    読み:リース フレインヴィラー、エンデ。

    lísfreimvirá,ende.
    書く<命令法><あなたが>念押しどうぞ

    「念押しも書いてくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。動詞は語幹をそのまま使い、名詞の格語尾も落ちる(宮廷語なら freimvirán)。証文に数を書かせるとき、言い換えの念押しを添えるよう頼む決まり文句。

    ésau rimblisá si freimvirá sáindarei.

    読み:エーサウ リンブリサー シ フレインヴィラー サインダレイ。

    és-aurimblisásifreimvirásáindar-ei.
    いる-<双数>数字<主格>と数字の念押し<主格>証文-<与格>

    「証文には数字と念押しが書いてある。」

    単数の名詞二つを si で並べているので、動詞は双数になる。帳簿・証文では、数字と念押しの言い換えが二通りに並んで書かれる。

  2. 言い直し

    話し言葉で、取り違えを防ぐために言い換えて繰り返すこと。

    vír freimvirá, ende.

    読み:ヴィール フレインヴィラー、エンデ。

    vírfreimvirá,ende.
    言う<命令法><あなたが>言い直しどうぞ

    「言い直してくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。格語尾が落ちるので、目的語も主格と同じ形のまま置く。動詞はむき出しの語幹 vír で、ende を添える。聞き取れなかった数を言い換えて繰り返すよう頼む言い方。

    ésa freimvirá ausenáres gléin.

    読み:エーサ フレインヴィラー アウセナーレス グレーン。

    és-afreimviráau-sen-ár-esgléin.
    いる-<(軽いものが)>言い直し<主格><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>-<属格>清い

    「目付殿の言い直しは、はっきりと聞き取れる。」

    繋辞 és- を先頭に置く「AはBだ」の文。目上の人の言葉なので、持ち主の役職名に au- をつけて属格にする。述語の gléin は軽性の主語に一致し、語尾がつかない。

解説

帳簿や証文で、数字のあとに添える言葉の言い換え。「十を十度、それを十度」のように書き、書き換えや取り違えを防ぐ。縁の市では、高原の千と干潟の千の取り違えを防ぐために欠かせない。帳簿では数の欄の隣に念押しの欄がある。

文法

①型

語源

fréim「〜度・回」+virá「言葉」。「重ねて言う言葉」。

語幹の異形

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