小説
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滲み・染み
液体や色が繊維や紙に染みこんで広がった痕。広がりを含めて言う。
un kórvoi éso glimó.
読み:ウン コルヴォイ エーソ グリモー。
| un | kórv-oi | és-o | glimó. |
| 内に | 倉-<与格> | いる-<(重いものが)> | 滲み・染み<主格> |
「倉に、滲み・染みがある。」
日常の告げ。倉の中で、布や紙に生じた湿り・色移りの痕に気づいて言う言い方。glímó は重性語として、存在動詞 éis- の3人称単数・重性形 éso に主語として一致する。
léisa lisár glimó só.
読み:レーサ リサール グリモー ソー。
| léis-a | lis-ár | glimó | só. |
| 書く<〜し終えた>-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人・主格> | 滲み・染み<対格> | この<重性> |
「書記は、この滲み・染みを記した。」
帳場・書物の場面。荷札・布・紙などの色移りを記録対象として言う言い方。完了相 léis- を用いて、帳簿に書き済んだ事実として述べる。glímó は重性の単数対格で形が変わらず、指示詞 só が名詞句を後から重性で閉じる。
液体や色が布・紙・革などの奥へ広がってできた痕。表面に付いた汚れというより、繊維に染みこんだ色や湿りの広がりそのものを指す。雨に濡れた袖、帯から落ちた染料、文字のまわりの墨のにじみなどに使う。市や帳場では、荷札・布・紙の色移りを記録する語としても使う。
重性o語幹。語根 glim- に o が付く。
glím-「滲む」+-ó「〜するもの(重性)」。語根の強勢は接辞へ移る。
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