gráun

品詞
名詞
意味
頭部
発音
[ˈgraun]
読み
グラウン
分野
身体

意味

  1. 頭部

    人や獣の首から上の部分。目上の人の頭は augráun と言う。

    lúin glóira ausenár, duliþéndes gráun.

    読み:ルーイン グロイラ アウセナール、ドゥリセンデス グラウン。

    lúinglóir-aau-sen-ár,dul-iþ-énd-esgráun.
    ときお越しになる-<(軽いものが)><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>下る-<〜させる>-<〜しますように>-<あなたが>頭部<対格>

    「目付殿がお越しになったら、頭を下げなさいね。」

    親が子に作法をやさしく教えるときの言い方。命令法ではなく願望法の2人称を使っているので、口調がやわらかくなる。gráun は重性の子音語幹なので、対格も主格と同じ形になる。強勢は願望法の -énd- に移るので、-íþ- の強勢は消える。命令の相手の頭のことなので、「誰の頭か」は言わない。目上の人の頭は augráun と言う。

    duliþésa gráun du augráun aldáres áurenes.

    読み:ドゥリセーサ グラウン ドゥ アウグラウン アルダーレス アウレネス。

    dul-iþ-és-agráunduau-gráunaldár-esáur-en-es.
    下る-<〜させる>-<〜すべし>-<(軽いものが)>頭部<対格>下手<お〜になる・御〜>-頭部<対格>座-<属格>昇る-<〜した・〜された>-<軽性・属格>

    「頭は、高き座の御頭より下へ下げるべし。」

    宮廷の礼法書にある決まりの文。当為法で主語を言わないので、「人は〜すべし」という一般の人が主語になり、軽性の形をとる。「du+対格」は「〜の下手へ」で、ここでは「〜より低く」の意味になる。目上の人の頭には au- をつけて augráun と言うが、名詞の性は重性のままなので、対格に語尾はつかない。

  2. 上端

    柱・石段・木など、縦に立つもののいちばん上の端。

    áura aurá an gráun orénos.

    読み:アウラ アウラー アン グラウン オレーノス。

    áur-aauráangráunorén-os.
    昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>上手上端<対格>縁-<属格>

    「縁鷲が崖のてっぺんへ昇っていく。」

    gráun はここでは、崖のいちばん上の端を指す。「an+対格」で「上手へ」の意味になる。áura「昇る」と aurá「縁鷲」は、強勢の位置だけで区別される。重性の gráun は、対格でも語尾がつかない。

    toréndes an gráun dúnos, séirim tásan.

    読み:トレンデス アン グラウン ドゥーノス、セーリン ターサン。

    tor-énd-esangráundún-os,séir-imtás-an.
    来る-<〜しますように>-<あなたが>上手上端<対格>丘-<属格>待つ-<私が><あなた>-<対格>

    「丘のてっぺんまで来てくれないか。待っているから。」

    同じ段の者どうしの約束の言い方。同じ段の相手なので、命令法ではなく願望法の2人称を使う。gráun に丘 dún の属格を添えて、「丘のてっぺん」と言う。坂の多い都では、待ち合わせの場所によく使われる言い方である。

解説

人や獣の首から上の部分。体のいちばん上にあるので、高さで敬意を表す作法の中心になる。目上の人の前では、自分の gráun を相手の gráun より低くする。目上の人の頭は、尊敬の接頭辞をつけて augráun「御頭」と言う。家畜を数える量の名詞 kéul「頭(とう)」とは別の語で、体の部分としての頭はかならず gráun と言う。比喩で、柱・石段・木などの上端や頂の意味にもなる。体の部分なので重性。

文法

名詞・重性・子音語幹。主・対 gráun、属 gráunos、与 gráunoi、双 gráunou、複 gráunul、複属 gráunur、複与 gráunuls。尊敬形 augráun(目上の人の頭。高めた持ち物・体の部分なので双数・数詞の制約は受けない)。

語源

古高原語 *gráun- から

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する