小説
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家分
炉が暮らしていくために家の内側に確保しておく分。
ké krélo houmkreló só?
読み:ケー クレーロ ホウンクレロー ソー?
| ké | krél-o | houmkreló | só? |
| <〜か> | 足りる-<(重いものが)> | 家分<主格> | この<重性> |
「この家分は足りるか。」
日常のやり取り。yes-no 疑問は ké を文頭に置く。主語の houmkreló は重性o語幹の単数で、動詞 krél- は 3人称単数・重性語尾 -o を受ける。指示詞 só は名詞句に後置し、格変化しない。
炉の足分
冬や端境期を越すため、倉や炉のそばに置いておいた備蓄としての家分。
éso unlóur houmkreló só un kórvoi.
読み:エーソ ウンロール ホウンクレロー ソー ウン コルヴォイ。
| és-o | unlóur | houmkreló | só | un | kórv-oi. |
| いる-<(重いものが)> | まだ | 家分<主格> | この<重性> | 内に | 倉-<与格> |
「倉にはまだこの家分がある。」
備蓄を確かめる場面。存在文の動詞 és- は主語に一致し、houmkreló が重性o語幹の単数主格なので -o を受ける。相の副詞 unlóur は動詞の直後、主語の前に置く。un kórvoi は前置詞 un と与格の組み合わせで「倉の中で」。
炉が一つ持てば足りる、と見なされる家自身の足分。食料・燃料・薪など、家の中の備蓄を指す。配分そのものではなく、配分が足りない、あるいは配分を待たずに済むための家の取り分を言う。
名詞・重性o語幹
houm「炉」+krél-「足りる」+-ó
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