小説
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弟子
師について学ぶ人。
ésa plána kloimáres ível.
読み:エーサ プラーナ クロイマーレス イーヴェル。
| és-a | plána | kloimár-es | ível. |
| いる-<(軽いものが)> | 紙の帳面<主格> | 弟子-<属格> | 新しい |
「弟子の紙の帳面は新しい。」
取引の帳簿にかぎらず、手習いや詩の書き写しに使う紙の帳面にも plána を使う。「AはBだ」の文も、繋辞 és- を先頭に置く。紙は伐った木から作られても軽性のままなので、繋辞は -a、形容詞 ível も軽性・主格の形になる。
rainíþa rainiþár lisáis kloimárail.
読み:ライニーサ ライニサール リサイス クロイマーライル。
| rainíþ-a | rainiþár | lis-áis | kloimár-ail |
| 教える-<(軽いものが)> | 師<主格> | 字-<〜たちを> | 弟子-<〜らに> |
「師は弟子たちに字を教える。」
基本の語順「動詞–主語–目的語–与格」の文。rainiþár は rainíþ-「教える」に -ár「〜する人」がついた語で、強勢は -ár に移る。教わる人は与格で表す。
pómbar kloimárais rainíþes?
読み:ポンバル クロイマーライス ライニーセス?
| pómbar | kloimár-ais | rainíþ-es |
| いくつ | 弟子-<〜たちを> | 教える-<あなたが> |
「弟子を何人教えているのか。」
同じ段の師どうしの会話。目上の人は数えないが、弟子は目下なので、数を尋ねる疑問詞 pómbar で数えてよい。疑問詞は名詞句ごと文頭に出て、名詞は複数対格になる。
ésa endríña sé kloimár némes.
読み:エーサ エンドリーニャ セー クロイマール ネーメス。
| és-a | endríña | sé | kloimár | ném-es |
| いる-<(軽いものが)> | 子ども<主格> | この<軽性> | 弟子<主格> | <私>-<属格> |
「この子は私の弟子だ。」
「AはBだ」の文で、繋辞 éis- を文頭に置き、主語・述語の順に並べる。指示詞 sé は主語の名詞句の終わりを示す。述語の kloimár は主語と同じく主格になる。
mé veilésa kloimár krévan fírnes.
読み:メー ヴェイレーサ クロイマール クレーヴァン フィルネス。
| mé | veil-és-a | kloimár | kréva-n | fírn-es. |
| <禁止・願いの打ち消し> | 忘れる-<〜すべし>-<(軽いものが)> | 弟子<主格> | 練習-<対格> | 筆-<属格> |
「弟子は筆の練習を怠ってはならない。」
学び舎の心得書きの文体。当為法の文なので、否定には mé を使う。当為法の -és- が強勢をとるため、語根 véil- の強勢は消えて veilésa になる。何の練習かは、属格 fírnes を後ろに置いて krévan fírnes「筆の練習を」と示す。véil-「忘れる」をこのように使うと「おろそかにする」の意味になる。
drénan kloimárai un krévan, duói léunan mélnan rainiþárei, si na rímba rainiþár virán gráisan.
読み:ドレーナン クロイマーライ ウン クレーヴァン、ドゥオイ レウナン メルナン ライニサーレイ、シ ナ リンバ ライニサール ヴィラーン グライサン。
| drén-an | kloimár-ai | un | kréva-n, | duói | léun-an | méln-an | rainiþár-ei, | si | na | rímb-a | rainiþár | vir-án | gráis-an. |
| 参る-<彼らが> | 弟子-<〜たちが> | 内に | 練習の場-<対格> | それから | 申す-<彼らが> | 詩-<対格> | 師-<与格> | と | <〜ない> | 数える-<(軽いものが)> | 師<主格> | 言葉-<対格> | 悪い-<対格> |
「弟子たちは稽古の場へ参り、それから師に詩を申し上げる。師は言い誤りを数えない。」
宮廷や学び舎での詩の稽古を言った文。弟子の行いは謙譲の補充形で表し、drén-「参る」と léun-「申す」を使っている。un krévan は「稽古の場へ」で、本番ではない場であることを示す。virán gráisan「悪い言葉」は、ここでは無礼な言葉ではなく、言い損なった語を指す。形容詞 gráis は名詞の後ろに置かれ、軽性・対格の -an で一致している。
lóima kloimár pílmais sé.
読み:ロイマ クロイマール ピルマイス セー。
| lóim-a | kloimár | pílm-ais | sé |
| 唱える-<(軽いものが)> | 弟子<主格> | 字の読み-<〜たちを> | この<軽性> |
「弟子がこれらの字の読みを唱える。」
読み一覧や声出しの練習で用いる文。pílma の複数対格は pílmais。指示詞 sé は数を標識しないので、複数名詞句にもそのまま添えられる。
klóim-「学ぶ」に -ár「〜する人」がついた語。書記見習い、職人の徒弟、詩を学ぶ若者などを指す。
②型
klóim-「学ぶ」+-ár「〜する人」。
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