小説
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顎
顔の下部を縁取り、口と喉のあいだを下から支える骨格と輪郭。
áuro kravó éles
読み:アウロ クラヴォー エーレス
| áur-o | kravó | él-es |
| 昇る-<(重いものが)> | 顎<主格> | <3人称単数・軽性>-<属格> |
「彼の顎が上がった。」
怒りや威勢を示す仕草の文。nóumo「顔」や drál「首」では曖昧になりやすい顎の線の動きを、kravó を主語にして áur-「昇る」型仕草語で直接表す。重性主語なので動詞は3人称単数・重性の -o に一致する。所有の属格 él-es は名詞の後。
krúno kravó múndo si grél
読み:クルーノ クラヴォー ムンド シ グレール
| krún-o | kravó | múndo | si | grél |
| 支える-<(重いものが)> | 顎<主格> | 口<対格> | と | 喉<対格> |
「顎は口と喉を支える。」
書物の解剖的記述の場面。kravó は主語でも重性なので動詞は3人称単数・重性の -o に一致する。múndo と grél も重性で、単数の直接目的語は無標。目的語を si で並べても、動詞の数は主語のみに一致する。
基本語。骨格・輪郭としての顎を指し、顔の最下部から口を縁取り、喉へつながる硬い輪を表す。髭・下髪ではなく骨格と輪郭の語である。解剖・観察・装束・仕草まで使うが、怒りや威勢を見せる場面では nóumo「顔」や drál「首」では曖昧になるので、この語を主語として「上げる」「突き出す」型の仕草語に結びつけ、顎の線が張る動きを直接指す。語感は硬い。
重性o語幹。体部だが、骨格・輪郭として重性で受ける。
古高原語 *krabō「顎」から。基本語根 *krab- に重性o語幹の語尾 *-ō が付いた形。
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