kruntiúl-

品詞
動詞(自動詞)
意味
支えが軋む
発音
[kruntiˈul]
読み
クルンティウル
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 支えが軋む

    支えの構造(腕木、綱、橋脚、継ぎ場の腕木)が荷の重みを受けて音を立てる。支えが「支えきれている」ことを音で示す。

    lúin léimim fáron, kruntiúlo marfúnel.

    読み:ルーイン レーミン ファーロン、クルンティウーロ マルフーネル。

    lúinléim-imfáron,kruntiúl-omarfúnel.
    とき置く-<私が>荷<対格>支えが軋む-<(重いものが)>腕木<主格>

    「「荷を置くと、腕木が軋む。」」

    荷を受け止めるときの通常の作動音を示す日常表現。kruntiúl-の自然な主語は腕木・綱・橋脚などの支えで、ここではmarfúnelが重性・単数の主語。

  2. 限界に近づいて軋む(危険の合図)

    音が増大するにつれ、構造の限界に近づいていることを示す。降ろし場では、音が変わったとき綱番が荷を一時に止め、巻き手を増やす合図になる。

    lúin kruntiúlo marfúnel, þalíþa funelár fáron.

    読み:ルーイン クルンティウーロ マルフーネル、サリーサ フネラール ファーロン。

    lúinkruntiúl-omarfúnel,þal-íþ-afunelárfáron.
    とき支えが軋む-<(重いものが)>腕木<主格>止まる-<〜させる>-<(軽いものが)>綱番<主格>荷<対格>

    「「腕木が軋むと、綱番は荷を止める。」」

    現場の定型的操作。þal-「止まる」に使役接尾辞-íþ-が付いたþalíþ-「止める」を用いる。主語funelárは軽性・単数、目的語fáronは重性・単数で対格が主格と同形。

解説

降ろし場や綱場で、支えとなる腕木や綱・橋脚が荷の重みを受けて発する音の動詞。krún-「支える」の構造が荷を支えきれずに音を立てている、という原因の含みがgréul-「軋む」よりも強い。作業の進行の合図であり、同時に危険の合図でもある。綱番や降ろし場の職人が、荷の重さと構造の限界を音で測る技術的な語として使う。

文法

自動詞。完了相の語根は kruntióul-(u→ou)。複合語のため、後ろの要素 tiúl- に主強勢が置かれ、前の要素の強勢は落ちる。

語源

krún-「支える」+tíul-「音」(tíula「音」の語幹)。複合語で、後ろの要素に主強勢が置かれる。

語幹の異形

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