小説
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書行
帳簿や書物の一行を、横に渡った糸のように数える語。書き物の行の区切りとして使う。
ésa lislíra sé sélen.
読み:エーサ リスリーラ セー セーレン。
| és-a | lislíra | sé | sélen |
| いる-<(軽いものが)> | 書行<主格> | この<軽性> | 正しい |
「この書行は正しい。」
帳簿や書物の一行を読み合わせ、その行の位置や区切りが正しいことを確かめる日常の言い回し。lislíra は軽性名詞なので、存在・繋辞の動詞は軽性 3 人称単数の -a、指示詞は軽性の sé を取る。名詞句は「名詞+指示詞」の順で、指示詞 sé が名詞句の終わりの目印になる。
帳簿や書物の一行を、横に渡った「糸」として数える語。曲線の高原文字では、一行の線が糸のように見えることから、書き物を糸の列として捉える言い方が生まれている。読み合わせ、書き写し、帳簿の突き合わせで、行の位置や区切りを指し示すのに使う。碑文では「石の糸行」のように、石面に刻まれた行の筋を指すこともできる。詩の句ではなく、実物の行を指す。
軽性・a語幹の複合語。
lís-「書く」+líra「糸」。書かれた糸、として行を表す複合語。
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