mélvo

品詞
名詞
意味
戸
発音
[ˈmelvo]
読み
メルボ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 戸

    家の出入口に取りつけ、開け閉めして出入りを制御する板。

    snál mélvo!

    読み:スナール メルヴォ!

    snálmélvo
    閉じる<命令法><あなたが>戸<対格>

    「戸を閉めろ。」

    日常の、家族や目下への口語的な命令。可動の板を指すため、板戸・戸板としては重性として扱う。重性名詞の単数対格は主格と同じ形をとるため、mélvo の形は変わらない。

    éso mélvo nébroi.

    読み:エーソ メルヴォ ネーブロイ。

    és-omélvonébr-oi
    いる-<(重いものが)>戸<主格>霧-<与格>

    「霧の中に戸がある。」

    所在を示す存在文。存在の és- が重性主語 mélvo に一致し、裸与格 nébr-oi が「霧の中に」という場所を表す。

  2. 板戸・仕切り板

    倉や納屋などの開口部を塞ぐ板覆い。

    rím mélvul!

    読み:リーン メルヴル!

    rímmélv-ul
    数える<命令法><あなたが>板戸-<〜たちを>

    「板戸を数えろ。」

    倉や作業場での日常的な指示。数える語 rímb の命令法単数は、語末の閉鎖音の簡略化で rím になる。mélvo を板戸・仕切り板の意味で用いる場合、対象が複数になることが多く、複数対格 mélvul を取る。

    un kórvoi éso mélvo léimen.

    読み:ウン コルヴォイ エーソ メルヴォ レーメン。

    unkórv-oiés-omélvoléim-en
    中に倉-<与格>いる-<(重いものが)>板戸<主格>置く-<〜した・〜された>

    「板戸は倉に置かれている。」

    物の所在や在庫を記す陳述文。述語受動の結果状態に場所を添えるため、前置詞句を動詞の前に出す。存在・状態を表す文では éso が主語の mélvo に一致し、他動詞 léim- の分詞 léimen が「置かれた」という結果の状態を作る。前置詞 un は与格と組んで「〜の中に」を表す。

解説

高原の住居で、出入口の枠に取りつけ、開閉して内外を隔てる板状の物。入口や枠そのものではなく、動く板を指す日常名詞。冷気や下の息を家に入れないために板戸を閉めるといった生活場面で自然に用いる。

文法

重性o語幹。単数主格・対格は mélvo、格語尾前は mélv-。

語源

古高原語 *mélwo-「はめこむ板」から。

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