小説
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手首
手と腕の境にある関節。袖を持ち上げるような所作では、この部分から動きが始まるとされる。
auríþim mardrál némes.
読み:アウリーシン マルドラール ネーメス。
| aur-íþ-im | mardrál | ném-es. |
| 昇る-<〜させる>-<私が> | 手首<対格> | <私>-<属格> |
「私は自分の手首を上げる。」
作法書や身振りの説明で、所作を一人称で示す文。使役 áuríþ- を用いて、手首を上へ向ける動きを表す。重性名詞 mardrál は対格标示を持たず、主語が一人称なので語尾 -im で示し、代名詞は省く。
éso mardrál némes klér.
読み:エーソ マルドラール ネーメス クレール。
| és-o | mardrál | ném-es | klér. |
| いる-<(重いものが)> | 手首<主格> | <私>-<属格> | 冷たい |
「私の手首は冷たい。」
日常会話で身体の状態を述べる文。éso(és-o)は存在・述語の動詞 és-「いる」に 3 人称単数・重性の語尾 -o がついた形。主語名詞句「mardrál némes(私の手首)」が重性なので、動詞は 3 人称単数・重性になる。属格 ném-es は名詞の後ろに置かれ、述語の形容詞 klér は名詞句の外に置かれる。
手と前腕の境を「手の首」としてとらえた語。首と同じく、上から下へつながる細い部分として区別される。袖を整えたり掴んだりする動作を言うときにも使える、直接身体を指す言い方。改まった身振りの説明では、腕の落ちる前の折り目として扱われる。
重性子音語幹。単数主格 mardrál、属格 mardrálos、与格 mardráloi、複数 mardrálul。
már「手」+drál「首」の複合。複合語では前要素の強勢が落ちる。
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