marléum-

品詞
動詞
意味
手を振る
発音
[marˈleum]
読み
マルレウム
分野
基本動作

意味

  1. 手を振る

    遠くへ無事や了解を伝えるために、片手または両手を左右・上下に振る。

    marléuma endríña sórel.

    読み:マルレウマ エンドリーニャ ソーレル。

    marléum-aendríñasórel
    手を振る-<(軽いものが)>子<主格>今日

    「今日は子どもが手を振る。」

    日常の場面。主語 endríña は人なので軽性で、直説法3人称単数軽性の語尾 -a を受ける。時を表す sórel を文の後ろに置いている。時制を表す語形はなく、動作のありようをそのまま述べる。

    marléuma ráuvan an aurándo.

    読み:マルレウマ ラウヴァン アン アウランド。

    marléum-aráuvananaurándo
    手を振る-<(軽いものが)>森の巫<主格>上手社<対格>

    「森の巫は社へ向かって手を振る。」

    儀礼の場面。主語 ráuvan は軽性。前置詞 an に社 aurándo を対格で受け、「上手(北)の社へ」という方向を表す。aurándo は -ando 系の場所名詞で、重性o語幹、単数対格は主格と同じ形。

  2. 風を送る

    実際の風を大きく起こす意ではなく、手の動きが風を思わせる所作を表す。

    marléuma andaulóura térin.

    読み:マルレウマ アンダウローラ テーリン。

    marléum-aandaulóuratérin
    風を送る-<(軽いものが)>祖母<主格>そのように

    「祖母は風を送るように手を振る。」

    意味2の用例。実際の風を起こす意ではなく、手の動きが風を思わせる所作を述べる。副詞 térin「そのように」を文の後ろに置いて、仕草のありようを表す。この用法では語根 marléum- を「風を送る」と対応させる。

解説

「手で風を起こす」という複合動詞。遠い相手や同行者に向け、片手ないし両手を左右・上下に振って、声をかけないままに無事・了解・注意を伝える所作を指す。手招き martór- とは異なり、相手を引きつけるのではなく、風をなびかせるような動きとして安否のしるしになる。

文法

動詞。már(手)の双数 márou などを目的語に取れるが、身振りそのものは目的語なしで自動詞的に使う。

語源

már「手」+léuma「風」の語末母音 -a を落とした語形 leum-。複合では後ろの要素が強勢を受け、前の már の ´ が落ちる。

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