súrn-

品詞
動詞(自動詞)
意味
回す・繰り返す
発音
[ˈsurn]
読み
スルン
分野
基本動作

意味

  1. 回す・繰り返す

    一回の行為が同じ形・同じ拍子で還ること。歌の節、斧の拍子、系譜の瀬の巡り、伐り出しの詞の反復、詩の対句の反復に使う。

    pórin súrna krundá?

    読み:ポーリン スルナ クルンダー?

    pórinsúrn-akrundá
    どのように回す-<(軽いものが)>荷担ぎ歌<主格>

    「荷担ぎ歌は、どのように繰り返すのか。」

    乾風期の降ろし場での日常の質問。荷担ぎ歌の節が、同じ拍子から一周してまた最初の拍に還ることを尋ねる。歌類は軽性で、3人称単数軽性の語尾 -a を受ける。疑問の副詞 pórin は動詞の前に置く。

  2. 回る(拍子の)

    子守歌のメロディが一周してまた最初から始まるときの意味。拍子やリズムの輪が閉じてまた開くことをそのままに言う。

    súrna lundíña.

    読み:スルナ ルンディーニャ。

    súrn-alundíña
    回る-<(軽いものが)>子守歌<主格>

    「子守歌が巡っている。」

    炉ばたでの日常的な言い方。子守歌の旋律が一周してまた同じ拍から始まる、拍子の輪について使う。軽性名詞。

解説

一回の行為が同じ形・同じ拍子で還り、また同じところから始まることを言う。歌の節が一周してまた最初の音に還ること、斧の拍子が一回りしてまた最初の拍に還ること、系譜の瀬が一瀬ずつ巡ってまた源の拍子に来ること、子守歌のメロディが何度も回ること、伐り出しの詞が反復して同じ拍に還ること、詩の対句が反復することなどに使う。一方向に源から瀬を下る lóim-「唱える」とは、行為が輪をなすかどうかで区別される。lóim- は源から瀬を下る一方向の行為だが、súrn- は瀬の輪を一周してまた源の拍子に戻る行為である。改まった場では「繰り返す」をそのまま言わず、詩や歌の拍子の文脈では lóim- と並べて「唱える・回す」と言い、ふつうの場では súrn- を単独で使う。

文法

自動詞。完了語幹 sourn-(u→ou)。

語源

古高原語 *súrna- から。古い語末母音の脱落(強勢音節の直後で n に続く強勢のない短母音の脱落)により *súrna → súrn。

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