小説
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好奇心
見慣れないものへ心が引かれている持続的な関心を表す。
sénim plíndo lísen lisáres senáres só.
読み:セーニン プリンド リーセン リサーレス セナーレス ソー。
| sén-im | plíndo | lís-en | lis-ár-es | sen-ár-es | só. |
| 見る-<私が> | 荷札<対格> | 書く-<〜した・〜された> | 書く-<〜する人>-<属格> | 見る-<〜する人>-<属格> | この<重性> |
「私は、書記が書いた目付のこの荷札を見る。」
分詞のすぐ後ろの属格は動作主(書記が書いた)、その次の属格は持ち主(目付の)。
sénim lónan áurenan sélvanes.
読み:セーニン ローナン アウレナン セルヴァネス。
| sén-im | lón-an | áur-en-an | sélvan-es. |
| 見る-<私が> | 柱の木-<対格> | 昇る-<〜した・〜された>-<対格> | セルヴァン-<属格> |
「私はセルヴァンの高い柱の木を見る。」
自動詞の分詞(形容詞として固まった áuren)の後ろの属格は、動作主ではなく持ち主。
sénim gandér te dulíþo ílmo.
読み:セーニン ガンデール テ ドゥリーソ イルモ。
| sén-im | gandér | te | dul-íþ-o | ílmo. |
| 見る-<私が> | 硬木<対格> | <関係節> | 下る-<〜させる>-<(重いものが)> | 水<主格> |
「私は、水が下ろす硬木を見る。」
関係節の要は前に出した語と同じ扱いで、既定では目的語の枠を埋める。残った ílmo が主語。
sénim gandér te dulíþo ó ílmo.
読み:セーニン ガンデール テ ドゥリーソ オー イルモ。
| sén-im | gandér | te | dul-íþ-o | ó | ílmo. |
| 見る-<私が> | 硬木<対格> | <関係節> | 下る-<〜させる>-<(重いものが)> | <3人称単数・重性・主格> | 水<対格> |
「私は、水を下ろす硬木を見る。」
要が主格と対格が同じ形の語で、関係節の主語のときは、主語の枠に再述の ó を残す。
sénim lisáran te séna senár.
読み:セーニン リサーラン テ セーナ セナール。
| sén-im | lis-ár-an | te | sén-a | sen-ár. |
| 見る-<私が> | 書く-<〜する人>-<対格> | <関係節> | 見る-<(軽いものが)> | 見る-<〜する人> |
「私は、目付が見る書記を見る。」
残った名詞の格の形(senár は主格)で役割がわかるので、ó は要らない。
sénim lisáran te séna senáran.
読み:セーニン リサーラン テ セーナ セナーラン。
| sén-im | lis-ár-an | te | sén-a | sen-ár-an. |
| 見る-<私が> | 書く-<〜する人>-<対格> | <関係節> | 見る-<(軽いものが)> | 見る-<〜する人>-<対格> |
「私は、目付を見る書記を見る。」
要の lisáran が対格なのは主節の目的語だから。関係節の中では、残った senáran が対格なので、要が主語だとわかる。
sénim gandér te dulíþa éndra.
読み:セーニン ガンデール テ ドゥリーサ エンドラ。
| sén-im | gandér | te | dul-íþ-a | éndra. |
| 見る-<私が> | 硬木<対格> | <関係節> | 下る-<〜させる>-<(軽いものが)> | 人<主格> |
「私は、人が下ろす硬木を見る。」
関係節の動詞の -a(軽性)が主語は人だと示すので、重性の要は目的語とわかる。
ésa lisár éndra te sénim.
読み:エーサ リサール エンドラ テ セーニン。
| és-a | lis-ár | éndra | te | sén-im. |
| いる-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人・主格> | 人<主格> | <関係節> | 見る-<私が> |
「書記は、私が見た人だ。」
名詞が述語の文では、関係節のついた名詞句を述語として読む。
éndra te sénim, ésa lisár.
読み:エンドラ テ セーニン、エーサ リサール。
| éndra | te | sén-im, | és-a | lis-ár. |
| 人<主格> | <関係節> | 見る-<私が> | いる-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人・主格> |
「私が見た人は、書記だ。」
関係節のついた名詞句を主語にしたいときは、読点で閉じて前に出す。
sénim plánan te léisa lisár te séna senár.
読み:セーニン プラーナン テ レーサ リサール テ セーナ セナール。
| sén-im | plán-an | te | léis-a | lis-ár | te | sén-a | sen-ár. |
| 見る-<私が> | 帳簿-<対格> | <関係節> | 書く<〜し終えた>-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人・主格> | <関係節> | 見る-<(軽いものが)> | 見る-<〜する人> |
「私は、目付が見る書記が書き終えた帳簿を見る。」
関係節の中の最後の名詞に、さらに関係節がつく。右へ右へと伸ばすのは自然な形。
gandér te sénim, dulíþo ílmo.
読み:ガンデール テ セーニン、ドゥリーソ イルモ。
| gandér | te | sén-im, | dul-íþ-o | ílmo. |
| 硬木<対格> | <関係節> | 見る-<私が> | 下る-<〜させる>-<(重いものが)> | 水<主格> |
「私が見た硬木を、水が下ろす。」
主題の前置き。読点つきで前に出した名詞句も、他動詞の文では既定で目的語の枠を埋める。
gandér te sénim, dulíþo ó ílmo.
読み:ガンデール テ セーニン、ドゥリーソ オー イルモ。
| gandér | te | sén-im, | dul-íþ-o | ó | ílmo. |
| 硬木<主格> | <関係節> | 見る-<私が> | 下る-<〜させる>-<(重いものが)> | <3人称単数・重性・主格> | 水<対格> |
「私が見た硬木が、水を下ろす。」
主題の前置きが主語のときは、主語の枠に再述の ó を残す。
ké gandér te sénim, dulíþo ílmo?
読み:ケー ガンデール テ セーニン、ドゥリーソ イルモ?
| ké | gandér | te | sén-im, | dul-íþ-o | ílmo? |
| <〜か> | 硬木<対格> | <関係節> | 見る-<私が> | 下る-<〜させる>-<(重いものが)> | 水<主格> |
「私が見た硬木を、水が下ろすのか。」
ké は主題の前置きより前、文のいちばん前に置く。
anórel, sénim plánan te léisa lisár.
読み:アノーレル、セーニン プラーナン テ レーサ リサール。
| anórel, | sén-im | plán-an | te | léis-a | lis-ár. |
| 昨日 | 見る-<私が> | 帳簿-<対格> | <関係節> | 書く<〜し終えた>-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人・主格> |
「昨日、私は書記が書き終えた帳簿を見た。」
関係節のある文で、時の語を主節にかけたいときは場面の枠に置く。
tóra sením.
読み:トーラ セニーン。
| tór-a | sením. |
| 来る-<(軽いものが)> | 好奇心<主格> |
「好奇心が湧く。」
「見る」から作られた抽象名詞だが、実際の注視や追及そのものを指す語ではない。見慣れない対象へ心が引かれている持続的な状態を名づける語として使われる。やや学術的で、書の学び舎や帳簿に携わる人々のあいだで、未見の事物への関心を冷静に分析するときにも用いられる。
軽性・子音語幹の抽象名詞。主格 sením、対格 seníman、属格 senímes。
sén-「見る」+-ím「〜の技・〜さ」。
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