waró

品詞
名詞
意味
水がめ
発音
[waˈro]
読み
ワロー
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 水がめ

    両手で抱えて持ち運ぶ蓋つきの水容器。家庭内で水を保ち、注ぐ道具。

    éso waró gróm

    読み:エーソ ワロー グローン

    és-owarógróm
    いる-<(重いものが)>水がめ<主格>重い

    「水がめは重い。」

    家庭で器の重さを言う日常文。waróは重性o語幹の名詞で、主語は重性単数。述語の形容詞grómは主語に一致し、重性主格の語尾はつかない。

    kráil waró só, ende

    読み:クライル ワロー ソー、エンデ

    kráilwarósó,ende
    手に持つ<命令法><あなたが>水がめ<対格>この<重性>どうぞ

    「この水がめを持っていて、頼む。」

    炉ばたでの依頼文。kráil「手に持つ」は両手で抱える水がめと結びつく。命令法はむき出しの語幹。waróは直接目的語だが、重性は対格語尾が付かない。指示詞sóは重性名詞と対応する。依頼の決まり文句 ende は、文末に読点で区切って添える。

解説

両手で抱えて持ち運ぶ蓋つきの水容器。wár-「保つ・守る」から -ó で派生した語で、「水を保つもの」という意味の名残が強い。もともとは「重たいものを保つ・守る道具」一般を指したが、水がめが最も典型的な用例となり、ふだんは水がめを指す。下汲み桶(dulilmó)は井戸や水源で水をくむための道具、運搬桶(kórvino)は家の外を運ぶ大きな容器であるのに対し、この語は家の内で水を保ち、炉ばたや軒先で注ぐ、という動作に特化した道具を指す。蓋がついていることが名前の本質的性質であり、蓋の取れたものは「壊れた waró」と呼ばれる。

文法

重性・o語幹(④型)。単主対 waró、単属 warós、単与 warói、双主対 waróu、双属与 waróun、複主対 warul、複属 warur、複与 waruls。

語源

wár-「保つ・守る」+-ó「〜するもの(重いもの)」。「水を保つもの」から、蓋つきで水を貯める家庭用の水容器を指す。派生語の -ó が強勢をもつため、語根の強勢は消える。

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