kórvino

品詞
名詞
意味
移動倉・運搬桶
発音
[ˈkorvino]
読み
コールヴィーノ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 移動倉

    仮収めや運搬用の蓋付き容器。硬木検め場や市で品を並べる際に使う。

    orveléimim gandér un kórvino.

    読み:オルヴェレーミン ガンデール ウン コルヴィノ。

    orveléim-imgandérunkórvino.
    並べ替える-<私が>硬木<対格>内に移動倉<対格>

    「私は硬木を移動倉の中に並べる。」

    市や硬木検め場での日常会話。orveléim-「並べ替える」で品を移動倉に並べる。un kórvino は「移動倉の中に」。

  2. 運搬桶

    穀物や塩を運ぶ円筒形の器。蓋付きが基本で、縁商人の荷札に頻出する。

    lísa lisár kórvino si tambór plíndoi.

    読み:リーサ リサール コルヴィノ シ タンボール プリンドイ。

    lís-alis-árkórvinositambórplínd-oi.
    書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人>移動倉<対格>と雑穀<対格>札-<与格>

    「書記が、移動倉と雑穀を、札に書く。」

    帳簿や荷札の記録に使う文。plíndoi は与格(書かれる場所)。si は名詞の並列。

  3. (慣用)受け入れられるべきもの

    倉に納めるべき品や、運ぶべき責任を指す比喩表現。

    éso fáron só kórvino só.

    読み:エーソ ファーロン ソー コルヴィノ ソー。

    és-ofáronsókórvinosó.
    いる-<(重いものが)>荷<主格>この<重性>受け入れられるべきもの<主格>この<重性>

    「この荷は、受け入れられるべきものだ。」

    比喩的用法。「運搬桶」が「倉に納めるべき品・運ぶべき責任」を指す。コピュラ文で述語の名詞は自分の性・主格のまま。fáron は重性なので指示詞 só。

    kórvino an kórvo, fáron du orén.

    読み:コルヴィノ アン コルヴォ、ファーロン ドゥ オレーン。

    kórvinoankórvo,fáronduorén.
    受け入れられるべきもの<主格>上手倉<対格>荷<主格>下手縁<対格>

    「受け入れられるべきものは倉の上手へ、荷は縁の下手へ。」

    詩の語順(動詞を落とし、主語を動詞の前に出す)。an+対格「上手へ」、du+対格「下手へ」。比喩的に「納まるべきもの」と「運ばれるべきもの」の対比。

解説

倉を小型化した容器。主に硬木の検めや交易品を仮収めする桶、あるいは穀物入りの運搬樽を指す。高原の社会では「倉は固定され、桶は移動する」という対比から、交易や段々畑の収穫運搬で特に使われる。蓋の有無より「移動する収容具」という機能が強調され、証文や帳簿の品名欄に頻出する。

文法

重性o語幹(主・対 kórvino / 属 kórvinos / 与 kórvinoi / 双 kórvinou / 複 kórvinul / 属 kórvinur / 与 kórvinuls)。

語源

kórvo(倉)+ -íño(指小・器)の融合。-íño の母音が重性化とともに -ino と定着し、移動可能な容器を意味する派生語となった。

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