þílin

品詞
副詞
意味
わざと
発音
[ˈθilin]
読み
スィリン
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. わざと

    悪い結果を承知して、そのように事を行う。

    ké vándes fáron þílin?

    読み:ケー ヴァンデス ファーロン シーリン?

    kévánd-esfáronþílin?
    <〜か>量る-<あなたが>荷わざと

    「わざと荷を量るのか。」

    対等か目下の相手への問い。ké を文頭に置き、主語の人称は動詞語尾に含める。目的語 fáron は重性名詞で対格同形。

  2. 承知して

    知りながら行う。行為そのものよりも、行為者の知識の有無に重きを置く古い言い方。

    þóndim þílin

    読み:ソンディン シーリン

    þónd-imþílin
    誓う-<私が>承知して

    「承知して誓う。」

    儀礼・契約での宣誓文。 þílin は「故意に」よりも、行為者が事実を心得ていることに焦点を当てる古い用法。主語は人称語尾に含めて省略できる。

解説

行為の結果や不都合を十分に承知したうえで、事故や過失ではない行いをする意を表す副詞。単に計画的であることよりも、悪いことと知りながら仕組んだという含みが強い。事故・不器用・無知を装う行いと区別する場面で基本となる。

文法

副詞。動詞句を修飾し、活用・一致の変化はしない。

語源

þíl-「分かる」+副詞化の -in。

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