小説
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しびれる
手足や指先の触覚・圧覚が鈍り、物がうまく感じ取れなくなる。
un drúnoroi, þráilo gául só.
読み:ウン ドルーノロイ、スライロ ガウル ソー。
| un | drúnor-oi, | þráil-o | gául | só. |
| 内に | 崖道-<与格> | しびれる-<(重いものが)> | 脛<主格> | この<重性> |
「崖道では、この脛がしびれる。」
崖道をun+与格で動詞前の場面に置き、身体の状態を言う日常文。gáulは重性単数主語として動詞þráil-を重性の語尾-oで受け取る。指示詞sóは名詞句の末尾に置かれ、格ではなく性で形を選ぶ。
(感覚が戻る際に)チリチリする
圧迫が解けて血流が戻る際、軽い刺痛や刺すような感覚が走る。
(恐怖などで)感覚が落ちる
驚きや恐怖で瞬間的に手足が鈍る。
手足・指先・足裏などの感覚が、寒さ・圧迫・恐怖などで鈍くなる状態を言う。痛みや震えとは別の感覚として扱う。硬いものや崖道の荷を握る前、氷の上や狭い足場から動く前に用い、感覚が戻らないうちに無理をすると危ないという含みがある。比喩的に、恐怖や驚きで瞬間的に手足の感覚が落ちる状態にも使う。
動詞(自動詞)。語根末は流音 l。語核は二重母音 ai なので、完了は語根末に -s を付けた形 þráils- を用いる。
古高原語 *þráila- から。
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