bormúndo

品詞
名詞
意味
家の口(出入り口)
発音
[borˈmundo]
読み
ボルムンド
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 家の口・出入り口

    家の出入り口。bóral(家)とmúndo(口)の複合。日常で最も一般的な出入り口の語。

    sénan torárai bormúndo.

    読み:セーナン トラーライ ボルムンド。

    sén-antor-ár-aibormúndo.
    見る-<彼らが>来る-<〜する人>-<〜たちが>出入口<対格>

    「客たちが出入口を見る。」

    見出し語 bormúndo は重性o語幹の単数主格・対格と同一形なので、ここでは与格や属格を作らず、そのまま対格として用いる。

  2. 入り口・開口部(一般)

    家以外の囲われた空間(倉、小屋、洞穴、船)の開口部にも使う。fándoが主に家のものに対して、bormúndoはより広い「囲われたものの口」に使える。

    glǘno bormúndo kórvos.

    読み:グリューノ ボルムンド コルヴォス。

    glǘn-obormúndokórv-os.
    凍る-<(重いものが)>開口部<主格>倉-<属格>

    「倉の出入口が凍っている。」

    実務・書物の簡潔な文。bormúndo を家以外の囲われた空間の開口部に拡張している。主語名詞句の中心語 bormúndo が重性o語幹単数なので、動詞は3SG.HV。

解説

bóral(家)とmúndo(口)の複合語で、「家の口」という意味。家という体を一つの生き物に見立て、出入り口をその「口」と呼ぶ。日常会話で最もよく使われる出入り口の語で、宮廷語も崖道の言葉も同じ形を使う。fándoが「空間そのもの」を指すのに対し、bormúndoは「開いた口」という機能面に重点があり、外から内への「入る・出る」動作を伴う文で自然に出る。例として「bormúndoを越えて入った」「bormúndoに客が立った」。「口」の比喩は、炉の息(selvá)がfándoから出入りする、という家の構造観にも通じる。森の村では、bormúndoに塩を少量置くと客が来る、という言い伝えがある(都の人はこれを「泥の国のまじない」と笑うが、縁の人々はそのまま受け継いでいる)。

文法

重性o語幹(④型)。単数:bormúndo(主・対)/ bormúndos(属)/ bormúndoi(与)、双数:bormúndou / bormúndoun、複数:bormúndul(主・対)/ bormúndur(属)/ bormúnduls(与)。

語源

bóral(家、重性a語幹)+múndo(口、重性o語幹)。複合語の規則どおり、前の要素の語末-aが脱落し、bór+múndo → bormúndo。強勢は後ろの要素(múndo)に残る。

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