múndo

品詞
名詞
意味
口
発音
[ˈmundo]
読み
ムンド
分野
身体

意味

  1. 口

    人や獣の口。

    mé léim virán gráisan un múndo táses!

    読み:メー レーン ヴィラーン グライサン ウン ムンド ターセス!

    méléimvir-ángráis-anunmúndotás-es!
    <禁止・願いの打ち消し>置く<命令法><あなたが>言葉-<対格>悪い-<対格>内に口<対格><あなた>-<属格>

    「悪い言葉を口に入れるな(=口にするな)。」

    親が子を叱るときの言い方。炉の前では粗野な言葉を口にしてはいけないとされる。禁止は「mé+命令法」で言う。un+対格で「〜の中へ」を表す。múndo は重性なので、対格は主格と同じ形になる。形容詞 gráis は軽性の virá に合わせて、対格の -an をとる。

    léimim tambór un múndo.

    読み:レーミン タンボール ウン ムンド。

    léim-imtambórunmúndo.
    置く-<私が>雑穀<対格>内に口<対格>

    「雑穀を口に運ぶ。」

    食事の日常の言い方。un+対格で「〜の中へ」を表す。重性の múndo は対格でも主格と同じ形になる。主語は動詞の語尾 -im でわかるので言わない。

    flélau selvá si tíula es múndos snálenos

    読み:フレーラウ セルヴァー シ ティーウラ エス ムンドス スナーレノス

    flél-auselvásitíulaesmúnd-ossnál-en-os
    漏れる-<双数>息<主格>と音<主格>から口-<属格>閉じる-<〜した・〜された>-<属格>

    「閉じた口から息と音が漏れている。」

    口を閉じたままで、意に反して息や音がわずかに漏れる場面。selvá「息」とtíula「音・声」の二単数主語をsiで並べ、動詞を双数-auにする。出所はes+属格の名詞句で、中心名詞múndos「口」の後に、重性・単数・属格に一致する分詞snálenos「閉じた」が続く。snál-en-osは動詞根snál-+PTCP+GENとして切る。

    krúno kravó múndo si grél

    読み:クルーノ クラヴォー ムンド シ グレール

    krún-okravómúndosigrél
    支える-<(重いものが)>顎<主格>口<対格>と喉<対格>

    「顎は口と喉を支える。」

    書物の解剖的記述の場面。kravó は主語でも重性なので動詞は3人称単数・重性の -o に一致する。múndo と grél も重性で、単数の直接目的語は無標。目的語を si で並べても、動詞の数は主語のみに一致する。

    múndauro múndo némes.

    読み:ムンダウロ ムンド ネーメス。

    múndaur-omúndoném-es.
    口がわずかに開く-<(重いものが)>口<主格><私>-<属格>

    「私の口がわずかに開く。」

    笑いには至らず、口角が上がって口がわずかに開く表情の変化のみを表す。身体部位を主語にとり、所有者は名詞句の後に属格で置く。主語の口が重性なので、動詞は3人称単数・重性の語尾 -o を受ける。自分自身の顔の変化について述べる場面。

  2. 出口

    谷・峡谷・崖道などが開くところ。múndo orénos「縁の口」。

    dúlan faronárai du múndo orénos.

    読み:ドゥーラン ファロナーライ ドゥ ムンド オレーノス。

    dúl-anfaronár-aidumúndoorén-os.
    下る-<彼らが>運び人-<〜たちが>下手出口<対格>縁-<属格>

    「運び人たちは縁の口へ下りていく。」

    múndo orénos「縁の口」は、崖道が崖の麓に開く下の口を指す。縁の市はここに立つ。du+対格で「下手へ」。属格の orénos は名詞の後ろに置く。

    mé leimésa fáron un múndo orénos.

    読み:メー レイメーサ ファーロン ウン ムンド オレーノス。

    méleim-és-afáronunmúndoorén-os.
    <禁止・願いの打ち消し>置く-<〜すべし>-<(軽いものが)>荷<対格>内に出口<対格>縁-<属格>

    「縁の口の中へ荷を置かぬこと。」

    市の決まりを刻んだ碑文の文体。道の口をふさがないための決まり。当為法は mé で否定する。主語を言わないので「人は」という一般の主語になり、軽性の形をとる。強勢は当為法の -és- に移る。un+対格で「〜の中へ」。

解説

口。息と言葉が出ていくところなので、上へ昇るものの出口として大事にされるが、体の部分としては重性。炉の前で汚い言葉を口にすることを戒めるとき、múndo gróm「重い口」と言う。地形では、谷や峡谷、崖道が開く所を「口」と呼び、縁の市が立つ崖道の下の口もこの語で言う。

文法

名詞・重性・o語幹。属 múndos、与 múndoi、複 múndul。尊敬形 aumúndo。

語源

古高原語 *múndo から

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