小説
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卵
鳥の卵。
ké ésa bréula
読み:ケー エーサ ブレウラ
| ké | és-a | bréula |
| <〜か> | いる-<(軽いものが)> | 卵<主格> |
「卵があるか。」
存在文。主語 bréula は主格無標で、見出し語の形をそのまま使う。食卓で卵があるかを尋ねる日常表現。
鳥の卵を指す日常の語。高原には鶏のような卵をとる家禽がいないので、卵といえば野の鳥の卵である。湖のほとりの葦原の水鳥や、森の地面に巣をかける鳥の卵を、鳥が巣をかける雨期に拾い集める。貴重な食べ物で、ふだんの食卓には並ばない。縁鷲(aurá)の卵は王家のしるしの鳥のものなので、取ってはならない。
軽性・a語幹(bréula, bréulan, bréules, bréulei)。生の卵は軽性で受けるが、煮た卵・割れた卵・食べ物としての卵は重性で受けることが多い(性の転用)。
古高原語 *bréula から受け継いだ語。
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