aurá

品詞
名詞
意味
縁鷲
発音
[auˈra]
読み
アウラー
分野
動物・植物

意味

  1. 縁鷲

    縁の上昇気流に乗って高く昇る、大きな鷲。

    áura selvá an ilánais.

    読み:アウラ セルヴァー アン イラーナイス。

    áur-aselváanilán-ais
    昇る-<(軽いものが)>息<主格>上手灯-<〜たちを>

    「息は星々のもとへ昇る。」

    selvá は軽性a語幹なので、動詞は軽性の -a をとる。星を数を問わずに総称しているので、複数対格の ilánais を使う。

    áura selvá, salóur dúlo ílmo.

    読み:アウラ セルヴァー、サロール ドゥーロ イルモ。

    áur-aselvá,salóurdúl-oílmo.
    昇る-<(軽いものが)>息<主格>しかし下る-<(重いものが)>水<主格>

    「息は昇る。しかし、水は下る。」

    salóur「瀬の外に」は逆接。強勢があり、後ろに短い切れ目が入る。

    sén! áura aurá an élvaran.

    読み:セーン!アウラ アウラー アン エルヴァラン。

    sén!áur-aauráanélvar-an.
    見る<命令法><あなたが>昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>上手天-<対格>

    「見ろ、縁鷲が天へ昇っていく。」

    縁の肩で、崖からの吹き上げに乗る鷲を見て言う言葉。áura「昇る」と aurá「縁鷲(もとは昇るもの)」は、強勢の位置だけが違う。日本語話者には同じに聞こえやすい。

    ésa aurá té séuril.

    読み:エーサ アウラー テー セウリル。

    és-aaurátéséuril.
    いる-<(軽いものが)>縁鷲あの<軽性>美しい

    「あの縁鷲は美しい。」

    繋辞 és- を文頭に置く「AはBだ」の文。縁鷲 aurá は軽性なので、指示詞は té、繋辞は -a の形になり、述語の形容詞は語尾のない主格形になる。重性の名詞なら「あの」は tó になる(gandér tó)。

    áura aurá an gráun orénos.

    読み:アウラ アウラー アン グラウン オレーノス。

    áur-aauráangráunorén-os.
    昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>上手上端<対格>縁-<属格>

    「縁鷲が崖のてっぺんへ昇っていく。」

    gráun はここでは、崖のいちばん上の端を指す。「an+対格」で「上手へ」の意味になる。áura「昇る」と aurá「縁鷲」は、強勢の位置だけで区別される。重性の gráun は、対格でも語尾がつかない。

    áura aurá an élvaran.

    読み:アウラ アウラー アン エルヴァラン。

    áur-aauráanélvar-an.
    昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>上手天-<対格>

    「縁鷲が天へ昇っていく。」

    崖から吹き上がる風に乗って鷲が昇るのを見たときの、ごく日常的な言い方。élvar は軽性の子音語幹(aldár と同じ型)で、an+対格で「天へ」の意味になる。

    gróm frélo, fláin aurá.

    読み:グローン フレーロ、フライン アウラー。

    grómfrélo,fláinaurá
    重い魚<主格>軽い縁鷲<主格>

    「重きは魚、軽きは縁鷲。」

    「重いものは下へ、軽いものは上へ」という世界観を言い表す格言。諺では繋辞 és- を落とし、述語の形容詞を先に置く。水に沈む魚は重性、空を昇る鷲は軽性で、両者が文法の性でも対になっている。

    áura aurá es orénos.

    読み:アウラ アウラー エス オレーノス。

    áur-aauráesorén-os
    昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>から縁-<属格>

    「縁鷲が縁から昇っていく。」

    VSO の基本の文。動詞 áura「昇る」と名詞 aurá「縁鷲」は綴りが同じで、強勢の位置だけが違う。aurá は「昇る」に -á「〜するもの」がついてできた語で、もとは「昇るもの」の意味。鳥は軽性なので、動詞も軽性の -a をとる。日本語話者は強勢を音の高さとして聞くので、この二つの語を聞き分けにくい。

    ésa aurá símbo aldáres áurenes.

    読み:エーサ アウラー シンボ アルダーレス アウレネス。

    és-aaurásímboaldár-esáur-en-es
    いる-<(軽いものが)>縁鷲<主格>印<主格>座-<属格>昇る-<〜した・〜された>-<軽性・属格>

    「縁鷲は高き座のしるしである。」

    「AはBだ」の文なので、繋辞 és- が文頭に来る。縁鷲が王家のしるしであることを述べる、書物風の言い方。述語の名詞 símbo は主格のまま置き、主語に一致させない。aldáres áurenes は、王を指す総称 aldár áuren「高き座」の属格。分詞も軽性・属格の -es で一致している。

    áura aurá pír.

    読み:アウラ アウラー ピール。

    áur-aaurápír.
    昇る-<(軽いものが)>縁鷲<主格>若い

    「若い縁鷲が舞い上がる。」

    人や獣について pír を使うと「年若い」の意味になる。縁鷲は軽性で、単数・主格の形容詞には語尾がつかない。áura「昇る」と aurá「縁鷲」は、強勢の位置だけが違う。

解説

縁の崖から吹き上がる風に乗り、羽ばたかずに高く昇っていく大きな鷲。動詞 áur-「昇る」に -á「〜するもの(軽)」がついた語で、もとは「昇るもの」の意味。王家のしるしで、貴族は若鳥を慣らして鷹狩りに使う。動詞 áura「昇る」とは強勢の位置だけが違うので、日本語話者には区別がつきにくい。

文法

軽性・a語幹(①型、語尾に強勢)。対 aurán、属 aurés、与 auréi、複 aurái。

語源

áur-「昇る」+もの名詞化の -á。「昇るもの」の意味。

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