tendó

品詞
名詞
意味
巣
発音
[tenˈdo]
読み
テンドー
分野
動物・植物

意味

  1. 巣

    鳥が草や枝を編んでかける巣。bról-「作る」の目的語にして「巣をかける」と言う。

  2. 巣立つ前の家・生まれ里

    詩語や改まった言い方で、人が育って出ていく前の家や故郷のたとえ。系譜の源 fóndar が家の始まりを指すのに対して、こちらは一人が飛び立っていく元の場所を言う。

解説

鳥の巣。動詞 ténd-「織る」に、重いものを表す派生の -ó がついた語で、もとの意味は「織り上げたもの」。刈った草や折った枝、苔、獣の毛を編んで作るものなので、伐った木の材や荷札と同じく重性に入る。中にいる卵 bréula や雛は軽性なので、「重いものの上に軽いものが生まれ、やがて上へ飛び立つ」という取り合わせとして、宮廷の詩によく詠まれる。とくに縁鷲 aurá が崖の岩棚にかける巣は、崖の上と下のあいだにあるものとして、縁の人々の歌にも出てくる。「巣をかける」は bról-「作る」の目的語にして言い、鳥の群れや季節ごとの営みを話すときは複数 tendúl を使うことが多い(bróran flívai tendúl「鳥たちが巣をかける」)。ふつうは鳥の巣にだけ使う。蜜蜂の巣や獣の巣穴は編んで作るものではないので、この語では呼ばない。

文法

重性・o語幹(派生の -ó に強勢がある)。単数:主・対 tendó、属 tendós、与 tendói。双数:tendóu、属・与 tendóun。複数:主・対 tendúl、属 tendúr、与 tendúls(語末の流音の前で o が u になり、強勢はそのまま接辞の母音に残る)。

語源

ténd-「織る」+-ó「〜するもの(重性)」。織った布 rása などとは別の語として、「草や枝を編んだもの」の意味で固まった。

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