dukráil-

品詞
動詞
意味
代って取る
発音
[duˈkrail]
読み
ズクライル
分野
社会・信仰・儀礼

意味

  1. 代って取る

    荷を差し出している人の手より下から自分の手を出し、荷を自分の側へ取り替える。

    dukráil fáron es faronáres, ende.

    読み:ドゥクライル ファーロン エス ファロナーレス、エンデ。

    dukráilfáronesfaron-ár-es,ende.
    代って取る<命令法><あなたが>荷<対格>から荷-<〜する人>-<属格>どうぞ

    「運び人から荷を代って取っていただけますか。」

    縁での荷の受け渡しで、今荷を差し出している人から代わりに受け取るように頼む定型。荷主には es+属格を添える。命令法2単は根語そのもので、語末がやわらかい子音 l であるこの語では dukráil の形になる。

  2. 下手を貸す

    荷を自分の側へ引き寄せて手助けする、やや婉曲的な言い方。

    ké dukráilim fáron es táses?

    読み:ケー ドゥクライリン ファーロン エス ターセス?

    kédukráil-imfáronestás-es?
    <〜か>代って取る-<私が>荷<対格>から<あなた>-<属格>

    「荷をあなたから代って取ろうか。」

    荷を差し出している相手に対して、荷を自分の側へ取り寄せて手伝おうとする申し出。直説法1単に疑問の小辞 ké を添えた問いかけの形。語義2では、荷を受け取る動作そのものより、押しつけがましくなく世話を焼く含みが強い。荷主には es+属格を添える。

解説

荷を差し出している人より低い位置に自分の手を受け取り、荷を自分の側へ取り寄せて代わる礼儀的な言い方。荷物を上から取り上げるのではなく、下から受け止めるようにして代わる点に含みがある。荷主を立て、押しつけがましくなく世話を焼きたい場面で使う。縁の受け渡しや継ぎ場での動作を連想させる語で、改まった場でもくだけた場でも聞く。荷を目的語に取り、荷主には es+属格「〜から」を添える。

文法

動詞(複合語根・子音語根)。kráil- の複合語で、語頭 du は無強勢、主強勢は kráil- に残る。完了相語幹は dukráils-。主語が人の場合、3人称単数は軽性 -a で受ける。

語源

du「下手」+kráil-「手に持つ」の複合。下の位置に手を出して荷物を受け取る動作を指す。

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