dulisím

品詞
名詞
意味
下げ書き
辞書形
dulisím
発音
[duliˈsim]
読み
ズリシーム
分野
文字・書物・学び

意味

  1. 下げ書き

    名や家名を低い行に書き、正式の扱いから外す作法。

    lísa lisár dulisíman.

    読み:リーサ リサール ドゥリシーマン。

    lís-alis-árdulisím-an.
    書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人・主格>下げ書き-<対格>

    「書記は下げ書きを書く。」

  2. 下書き

    書記の間で、清書前の仮書きを指す言い方。

解説

上げ書きを前提に、名・家名・役名を一段低い行に書き、卑下・異格扱いにする書き作法。自らを低める謙譲の用法とは異なり、相手の名を扱いかねる異邦人、罪人、段の外にある者の名を、正式の上げ書きから外すための語として使われる。書記の間では、清書前の下書きを指す俗語にもなる。

そのほかの用例

dulísim sáindaran aulisárei.

読み:ドゥリーシン サインダラン アウリサーレイ。

du-lís-imsáindar-anau-lis-ár-ei.
<〜させていただく>-書く-<私が>証文-<対格><お〜になる・御〜>-書く-<〜する人>-<与格>

「書記の方に、証文を書いて差し上げます。」

謙譲の動詞(自分を下げる)と、高めた与格(相手を上げる)を一つの文に並べている。「私が・目上の人に」という上下の関係が、文法にすべて表れる。

文法

軽性子音語幹(抽象名詞 -ím)。語幹 dulisím-。単数対格 dulisíman。

語源

du- + lís- + -ím。接頭辞 du- と書字の語根 lís- に抽象名詞化の -ím を添える。語根の強勢は -ím に移る。

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